【漫画】持病でポーチが手放せない少年、なぜ体育祭でヒーローに? コンプレックスの反転を描いた創作漫画が話題

 多様性についての理解が進むなかでも、「人との違い」が個性と受け取られず、コンプレックスとして人を悩ませることは少なくない。5月29日にTwitter上で公開された創作漫画『ポーチが取れない少年の話』は、そんな人との違いが個性として認められる瞬間を描いた作品だ。

 男子中学生の安井は持病のため、救急セットが入ったポーチを常に身につけている。それが周囲からは奇異の目で見られ、“ポーチ君”というニックネームでからかわれていた。そんな安井は体育祭で唯一出場できる徒競走にエントリーするが、生徒会副会長や体育祭実行委員長など、学校の人気者たちが並ぶグループで走ることに。全校生徒の注目が集まるなか、安井は“自分だけの”走りを披露して――。

 現実にあり得る問題を描きながら、読後に優しい気持ちになれる本作を手掛けたのは、別名義で絵や映像作品を制作しているクリエイターの「びっくりした」(@BTKRST)さん。本作を描いた背景、漫画を描き始めた経緯など、話を聞いた。(望月悠木)

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