『こち亀』両津勘吉は2020年代を予言していた? プレステ5からeスポーツまで、現実になった出来事4選

eスポーツ

 日本でも注目を集めている、ゲームをプロスポーツとして捉えるeスポーツ。現在はプロとしてプレーする選手も増え始めている。

 漫画界屈指かつ最古参のゲーマー・両津勘吉はそんな「eスポーツ」の到来を予見していた。まだインターネットはもちろん、家庭用ゲーム機もほとんど普及してなかった1983年の28巻で、「わしはプロのTVゲーマーになるんだ」と豪語していた。

 中川は「プロになってどうするんですか?」と頭のおかしい人を見るような視線で話していたが、「今やコンピューターエレクトロニクスの時代なんだぞ。時代に乗り遅れるぞ、21世紀はすべてがコンピューターだ」「だから、先を読んでTVゲームのプロになる」「将棋とか囲碁とかボーリングとか元は娯楽で今じゃプロもいるだろう」と斬っていた。

 両津の発言に中川は理解不能という感じだったが、21世紀に入り、インターネットの時代、つまりコンピューター全盛になったことは言うまでもない。また、昭和の時代には高橋名人などのファミコンのプロが存在していたほか、前述の通りeスポーツの出現により、「TVゲームのプロ」も生まれることになった。こちらも、完全に現実化したといえるだろう。

まだまだ時代に追いついていないものも?

 両津の予言は実現したものも多いが、まだ時代が追いついていないものもある。今後、さらに実現するアイデアもあるかもしれない。

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