ウルトラスとは何者なのか? ジャーナリストによる『ULTRAS 世界最凶のゴール裏ジャーニー』発売
サッカーにおける熱狂的なサポーターグループ、ウルトラス(Ultras)。警察、メディア、敵クラブに盾突く異質なサポーターとして全世界に存在するウルトラスの正体を追った書籍『ULTRAS 世界最凶のゴール裏ジャーニー』が、2021年11月18日にカンゼンより発売される。
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ウルトラスは世界中のスタジアムを発煙筒の煙と怒号で満たしてきたが、一体彼らは何者なのか。ジャーナリストのジェームス・モンタギューが世界各国のウルトラスを取材した熱量の高い一冊となっている。
■章構成
序文 クロアチア
第一部 ウルグアイ、アルゼンチン、ブラジル
第二部 イタリア、セルビア、ギリシャ&マケドニア、アルバニア&コソヴォ
第三部 ウクライナ、ドイツ、スウェーデン
第四部 トルコ、エジプト&北アフリカ、インドネシア、米国、エクストラタイム
■著者 ジェームス・モンタギュー プロフィール
英国エセックス州出身のジャーナリスト。スポーツ、政治、文化を専門分野とし、「ニューヨーク・タイムズ」「ガーディアン」「オブザーバー」「GQ」「エスクワイヤ」「CNN」「BBC」などで、精力的に執筆、解説活動を展開。社会、経済問題にも精通しており、良質かつ複眼的な視点に立ったドキュメンタリー作品を世に送り出している。著書に中東諸国のサッカーと社会を描いた『When Friday Comes : Football, War and Revolution in the Middle East』。ブラジルワールドカップ出場を目指す弱小チームの奮闘ぶりを描いた『Thirty One Nil:On the Road With Football's Outsiders, a World Cup Odyssey』は、2015年のイギリス最優秀スポーツ書籍賞に輝いた。他に『億万長者サッカークラブ サッカー界を支配する狂気のマネーゲーム』(カンゼン)。
■訳者 田邊雅之(たなべ・まさゆき)プロフィール
新潟県生まれ。ノンフィクションライター。大学院時代から様々な雑誌や書籍の分野でライター、翻訳家、編集者として活動。2000年から10年間、『Number』編集部でプレミアリーグ担当デスクを務める。現在は再びフリーランスとして活動。主な著書に『ファーガソンの薫陶』(幻冬舎)、『新GK論』(カンゼン)、共著書に『戦術の教科書 サッカーの進化を読み解く思想史』(カンゼン)、翻訳書に『知られざるペップ・グアルディオラ』(朝日新聞出版)、『億万長者サッカークラブ サッカー界を支配する狂気のマネーゲーム』(カンゼン)、『プレミアリーグ サッカー戦術進化論』(二見書房)など。
■書誌情報
『ULTRAS 世界最凶のゴール裏ジャーニー』
著者:ジェームス・モンタギュー
訳者:田邊雅之
出版社:カンゼン
発売日:2021年11月18日
定価:2,750円(本体2,500円+税)