マネるな危険!? 『ザ・ファブル』佐藤明が見せた、超人的な殺し屋スキル6選
南勝久原作の人気漫画『ザ・ファブル』。凄腕の殺し屋なのに「殺してはいけない」という制約を背負った佐藤明が、様々なテクニックで相手を圧倒していく。本記事では、作品で見せた彼の常人離れした能力を検証したい。
頭のスイッチを一発で切り替え可能
明は頭のスイッチを一発で切り替えることができる。変顔をして額をトントンと叩くことで、戦闘モード、一般人モードなど、自分の中でのスイッチを切り替えるのだ。
ボスの命を受けて洋子とともに大阪に向かった際には、「関西弁、広島弁、九州弁、東北弁、標準語と5カ国語を操れる」と豪語し、頭を叩きスイッチを変えるとすぐに関西人になりきった。
一般人になりすますことも、殺し屋として重要な能力。自分を切り替えられる明の技は、素晴らしいものがある。
高い身体能力
真黒組の子分にショッピングセンターで追いかけられた明。弱いふりをして逃げていくが、そのスピードはまるでマラソンランナーのように速く、息も切れていなかった。
さらに追いかけてくる2人から橋にしがみついて身を隠すと、そのまま下に飛び降り回転して受け身を取りながら着地している。その光景を見た子分の男は「ウソやろ、飛ぶには高すぎるぞ」と目を丸くしていた。
マラソンランナー顔負けのスピードと持久力、そして常人離れしたジャンプ力と受け身。常人離れの最たるものといえよう。
毒を見分ける舌
極度の猫舌という欠点を持つ明だが、舌が武器でもある。舌で毒を見極めることができるのだ。
明は洋子から「なんでそんなに猫舌なのよ?」と聞かれると、「猫舌と言うか敏感なだけだ。毒を見極められるようになった先がこれやった」と話している。
そして、子供の頃、知識もなく山に放り出されたことを明かし、「人間も本当に飢えると鼻が利く。そして舌は過敏になる」「臭いと舌でその先を予感してみる。体が吸収するのか、拒絶するのか」「12のとき、丸3日山中で動けなくなったことがあった」「そういう経験が舌を敏感にした」と語っていた。明は食料難でも生きられる舌を持っているのだ。
6秒以内に倒す格闘センス
明は「どんな相手でも6秒以内に倒せ」と教育され、実践している。真黒組の海老原から車内で「外にいる元プロレスラーの男を殺せ」と命令されると、自動車から降りた瞬間空中を飛び、3秒で相手の頭を掴むんで倒すと、クビにパンチを入れ失神させている。
その格闘能力は極めて高く、同じ組織に所属するユーカリもパンチで即KO。実力者であるアザミや山岡も、明にはまったく歯が立たなかった。そして「手合わせをしたい」と申し出てきた身内の洋子とクロも、容赦せず失神させた。
高い格闘センスと、どんな相手でも向かってくれば容赦しないメンタル。すごすぎるの一言だ。