北川莉央、山﨑夢羽、西田汐里……ハロプロ10代メンバーのフレッシュなグラビアをレビュー
相性抜群の”ゆはしお”グラビア
巻末5ページには、BEYOOOOONDSの山﨑夢羽と西田汐里のコラボグラビアが掲載されている。山﨑夢羽と西田汐里は、2016年よりハロプロ研修生の同期としてともにレッスンを受け、2019年、ともにBEYOOOOONDSの一員としてメジャーデビューを果たしたことから、互いをよきライバル関係として認めあっている。
そんな2人がプールに浸かり、腕を組みあっているカットから始まる夏グラビア。続くページでは、互いに水鉄砲で攻撃しあったり、肩を組んで水を浴びて大きく笑ったり、相性の良さを垣間見せている。プールのあとは、キャミソールとショートパンツのお部屋カットが掲載。果物を食べさせあい、ちょっぴり大人なソロカットへと続いていく。
”ゆはしお”だから描ける爽やかな物語。山﨑夢羽が赤色の、西田汐里が黄色のワンピースを着て、手を繋いで草原を歩くカットが、2人の間に流れる約5年の関係性を想像させる。研修生時代から高いスキルと華やかなオーラから人気の高かった2人だが、楽しく輝かしい思い出ばかりではなかったはずだ。ときに励ましあい、ときに悔しさを分かちあう日もあっただろう。だからこそ、結ばれた絆は簡単には砕けない。幼い頃から、ともに勝負の世界に身を置いてきた2人の関係性を思うと、肩を並べる全てのカットがとても尊く感じられる。最後は2人で波打ち際に座っているカットが飾っている。これから先も、2人の笑顔が続いてほしい。そんなことを願いながら、2人の笑顔によって、楽しさをお裾分けしてもらうようなグラビアだった。
■書籍情報
『週刊ヤングマガジン』41号
定価:430円(税込)
出版社:講談社