ギン、エネル、カタクリ……『ONE PIECE』次に再登場するキャラクターは? ワンピース研究家が考察

 単行本100巻の発売が迫る中、ワノ国編も佳境を迎えてさらに盛り上がりを見せる『ONE PIECE』。作中に散りばめられた様々な謎が少しずつ繋がり、大きな像を結びつつある今、改めて熱心な読者たちが関心を寄せているのは「どのキャラが再登場するのか」という問題だ。物語の大きな転換点となった“頂上戦争編”では、初期の敵キャラだった“道化のバギー”が重要な役どころを果たすなど、『ONE PIECE』において再登場キャラが活躍するシーンは大きな見どころのひとつとなっている。現在の状況で、再登場が待たれるキャラクターは誰か? ワンピース研究家として知られ、多数のメディアで活躍する神木健児氏に聞いた。

「どのキャラクターが再登場しても面白いのがワンピースですよね。出てきてほしいキャラクターを挙げればキリがありませんが、その中でもファンの間で再登場を待望されるキャラクターとしてよく挙げられるのは、クリーク海賊団で戦闘総隊長を務めていたギンでしょうか。ギンは命の恩人たるサンジに『“偉大なる航路”でまた会おう』と伝言を残して去っているので、キラーやフーズ・フーなどファンの間では覆面の新キャラが出るたびに『今度こそギン再登場か?』と噂されるほどです。ありえなかったり、例え似ていなくてもその説は出てきます。それほど期待されていると言ってもいいのかもしれません。クリークと一緒に再登場しても盛り上がることでしょう。彼らがルフィとの戦いを経て、そして冒険をしてどう変わっているのか楽しみです。

 また、元海軍大佐である斧手のモーガンも再登場してほしいですね。扉絵で描かれている短期集中表紙連載で、ジャンゴとすれ違う姿は確認されているので、再登場する可能性はあるでしょう。大々的に描かれることはないかもしれませんが、それでも何かのシーンで小さく紛れ込んでたりしそうで目が離せません。物語上で重要な働きをしそうな人物では、ビッグ・マム海賊団のシャーロット・カタクリも挙げられそうです。ルフィのことをライバルとして認めていた人物なので、いずれは共闘する姿も見てみたいですね」

 また、今後のストーリーで鍵となりそうなキャラクターとして、ルフィを唯一の天敵とした敵キャラの存在も無視できないと、神木氏は続ける。

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