プロとアマのイラストは何が違う? “プロ絵師魔王”の添削動画がすごい

 漫画家・イラストレーターが「プロになるために必要なもの」。実際にその道のプロを目指している人にとっては気になるトピックだろう。そんな中、YouTube上で“プロ絵師魔王”を名乗るVTuber「ディープブリザード」氏の動画が話題を呼んでいる。

 「ディープブリザードチャンネル」で公開された7月5日の動画は、添削希望者:Fumaさんが描いた、ホロライブEnglish所属の大人気バーチャルYouTuberの「がうる・ぐら」のイラストをディープブリザードが添削するという内容。ディープブリザードが「【イラスト添削】」と銘打って動画を更新するのは、今回が3回目だ。

【イラスト添削03】プロ魔王添削!「プロになるために必要なもの」/ ディープブリザード【地獄モード】

 ディープブリザードチャンネルへの添削応募は「基本二次創作でもOK」とした上で、「ただ、どういう作品の、どういうキャラクターなのかは必ず明記すると採用率が高くなる」と説明した。これについてディープブリザードは「版権キャラクターは元となるものがあるので、“こういう性格でこういう色使い”という前提がある。魔王がそれを知らないで、間違った解釈で添削してしまうと、それは結果間違ったキャラクターになってしまう」と話した。

 「プロを目指している」という添削希望者のFumaさん。応募の理由は「現状のベストを尽くしたので、自分以外の評価が欲しく、添削を希望しました。プロになるには何が足りないか厳しくご指摘お願いします」とのこと。しかし、プロを目指しているだけあって、応募されてきたイラストの完成度はかなり高い。実際、ディープブリザードは「構図がすごく上手」「ほぼ問題なく非常に整った線画を描けています」と評価した。

 その上でディープブリザードは「裏を返せば線画やキャラクターのポーズ以外が問題が非常に多くある」と指摘。ぱっと見で「陰影の色選びが良くない」と話した。

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