ファミコン版『タッチ』は“原作崩壊”の謎ゲーム? 漫画から派生した”迷作”ゲーム4選

 「リアルサウンド ブック」では過日、「漫画から派生した迷作ゲーム4選」を公開。ゲームオーバーの理由が謎すぎる『美味しんぼ』、操作性の悪さで不評だった『メジャー』、なぜか野球ゲームとなった『ONE PIECE』、難しさが賛否両論の『ファミコンジャンプ』を取り上げ、様々な反応があった。

 漫画から派生した迷作ゲームは、まだまだ存在する。今回も「迷作」か「名作」なのか評価の分かれている漫画発祥ゲームを検証してみたい

『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』

 あだち充原作の大人気野球漫画『タッチ』のファミコンゲーム、『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』だ。

 漫画は上杉達也・和也の兄弟と幼馴染の浅倉南が野球を通じて繰り広げる恋愛ストーリーで、アニメ化されたこともあり、野球漫画史上屈指の人気を持つ。

 ところがこのゲームは物語の柱である「野球と恋愛」が全く反映されず、単純に出てくる敵を野球のボールなどで倒していくアクションゲームとなっている。

 一部には「これはこれで面白い」「独自の世界観がある」という声もあったのだが、「タッチとして売り出す必要があったのか」「原作が崩壊している」と疑問視する声も根強い。

『プロゴルファー猿』

 藤子不二雄A原作の人気漫画『プロゴルファー猿』。2008年にWiiでゲーム化された。

 画面やグラフィックの美しさ、そして主人公・猿谷猿丸の必殺ショットを体験できることから、漫画やアニメで作品を親しんだ世代を中心に注目されるも、原作に沿ったストーリーモードがない、使えるキャラクターが6人しかいないなど、その内容にがっかりしたファンが多かった。

 さらに肝心のゴルフについてもショット可能な地点が数箇所に限定されているため、6パターン程度しか打てない仕様になっている。発売前は人気作品のゲーム化だけに話題になったが、残念ながら厳しい評価を受けてしまった。