【漫画】もしも守護霊が“性悪イケメン”だったら……? Twitterで話題『ツいてない女に性悪な守護霊が憑く話』の魅力
非常にツいてない26歳のOLモモに、性悪(イケメン)の守護霊が憑いてしまうという突飛な設定で話題になった『ツいてない女に性悪な守護霊が憑く話』。4月4日、Twitterにアップされて以来「守護霊さんくそくそどストライクで最高」「(守護霊の)cvは櫻井孝宏さんで脳内再生された」「続編が楽しみ!」など、反響が続々。じわじわと読者を獲得している。「リアルサウンド ブック」では作者のえもふう(@uneune0106)さんに、創作の背景、作品の見どころ、気になる続きのストーリーについてなど話を聞いた。
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ーー「守護霊が憑いてしまう」というコンセプトと続きが気になってしまうラストが秀逸でした。創作のきっかけを教えてください。
えもふう:2年前ぐらいから読み切り作品をTwitterにアップしていたのですが、最近フォロワーさんが増えたこともあり、新しい創作を始めようと思って描いたのが【ツいてない女に性悪な守護霊が憑く話】です。
ーー霊的なものをコンセプトに取り入れた理由はなぜですか?
えもふう:子どもの頃から妖怪や神様みたいな霊的なものが好きで、その中でも特に和物が好きなので、今回は「守護霊」を軸に描いてみました。そのうえで最近の流行も取り入れたいなと思っていたので、題材を探していたんですけど、「レンタル彼女」や「レンタル何もしない人」を知り、「レンタル守護霊」を思いつきました。でも話進めていくうちに、借りたら結局返さなきゃいけないことに気が付いて、怪しい占い師のおばあさんが、ツいてない女に守護霊を押し売りすることにしました(笑)。
ーー占い師のおばあさんの勢いに笑ってしまいました。結局サービスしてしまう優しさもよかったです。キャラクター作りで意識したポイントはありますか?
えもふう:ダークヒーローが好きなので、ニヒルなキャラクターにしたいなという思いもあり、守護霊を性悪な性格にしたのと、ヒロインの26歳OLモモを、いかに幸薄そうに描くか工夫しました。