「ざんねんないきもの事典」シリーズ最新刊発売へ 監修・今泉忠明が込めた想いとは?

 「ざんねんないきもの事典」シリーズ最新刊『おもしろい! 進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』が、4月24日に高橋書店から発売される。また、本シリーズは2022年に映画化することが決定した。

監修・今泉忠明氏に聞いた、「第6弾発売」にあたっての想い

 第1弾から5年間にわたり、監修している動物学者の今泉氏が、ロングセラーとなった本シリーズの第6弾発売にあたって、シリーズへの想いを語っている。

「生き物には、もっと深い話や一面があります。このシリーズを通して、生き物に対する知識が深くなった人も多いので、徐々に深い話ができるようになってきました。一方で、もちろん今から読み始める人や、低学年の子もいる。知識量にかなり差がある読者全員が楽しめるようにするにはどうすればいいか、悩みながら作りました。
この本で、知識をつけることを『楽しい』と感じてもらうことで、日常生活でも、ふとした時に『これはどういうことだろう』と考えて、調べるクセがつくようになります。それは、その人の進歩へつながるのです。知識は決して無駄にはなりません。この本を通じて、あらゆることに興味をもち、知識を得たいと思ってくれればうれしいですね。」

 第6弾で、今泉氏が「調査が難しかった」と振り返ったのは、タスマニアデビルに関するざんねん。「なぜしっぽをつかむと動けなくなるのか?」それは、しっぽも胴体も脂肪が多く、自由に身動きがとれないから。世に出ている論文や、調査結果などの資料が少なかったこともあり、これを正しい情報として書籍にまとめるのは、今泉氏をはじめとする、制作チームの精鋭たちでも苦労をしたそう。

第6弾の見どころ

 発売日が迫っている第6弾に掲載されている“ざんねんないきもの”たちを一部紹介。今回の“ざんねん”も思わずつっこみたくなる、だけどそのざんねんさが愛おしい内容になっている。

ほかにもこんな「ざんねん」が!

・ネズミはべつにチーズが好きなわけではない
・セミは寝ぼけて鳴く
・ティラノサウルスは人間より足が遅い etc……

◇「ざんねんないきもの事典」シリーズとは?

 ざんねんないきものとは一生懸命なのに、どこかざんねんないきものたちのこと。これまでの書籍ではあまり語られてこなかった、生き物たちの“意外な一面”を紹介。ちょっとざんねんに感じてしまう…、けれども一生懸命に生きている、そんな新たな一面を知れて、生き物たちがより一層愛おしくなる内容。第1弾『ざんねんないきもの事典』は「小学生がえらぶ“こどもの本”総選挙」2回連続第1位。シリーズ累計420万部突破。

2022年・夏 アニメ映画化決定!

「ざんねんないきもの事典」シリーズが、2022年にアニメ映画化。今回の映画化については、豊かな自然と、ユニークでざんねんないきものたちが多数生息する、南極・オーストラリア・日本(長野県安曇野)の3カ所を舞台にオリジナルストーリーで描く。

【映画情報】
原作:ざんねんないきもの事典(高橋書店刊)/監修:今泉忠明
アニメーション制作:ファンワークス/配給:イオンエンターテイメント
WEB:zannen-movie.com
Instagram:@zannen_movie
Twitter:@zannen_movie
©2022「映画ざんねんないきもの事典」製作委員会 ©TAKAHASHI SHOTEN

■書誌情報
『おもしろい! 進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』
監修:今泉忠明
イラスト:下間 文恵 他
発売:4月24日
価格:980円+税
発行:高橋書店