ベガルタ仙台を天皇杯決勝に導いた「知将」 渡邉晋 前監督が初書籍で“戦術”を語る

 サッカーチームベガルタ仙台を率いた前監督・渡邉晋、初の著書となる『ポジショナルフットボール実践論』が10月14日にカンゼンより発売される。

 渡邉は《切る》《留める》《解放》など独自の言葉を使用し、ベガルタ仙台に「クレバーフットボール」を落とし込み、2018年の天皇杯でクラブを初めて決勝に導いた立役者だ。

 実は選手を指導する際、いわゆる『ポジショナルプレー』というカタカナ言葉は一切使っていなかったという。それにもかかわらず、結果的にあのペップ・グアルディオラの志向と同じような「スペースの支配」という攻撃的なマインドをチームに浸透させた。

 フットボールのすべては「相手を困らせる立ち位置」 を取ることから始まる――。ゴールからの逆算、すなわち「良い立ち位置」を追い求め続けた監督時代の6年間を時系列で振り返りながら、いまだ仙台サポーターから絶大な支持を得る「知将」の戦術指導ノウハウをあますところなく紹介する一冊となっている。

 渡邉とダンスプロデューサーである夏まゆみによる「スペースの機能美」対談が収録されているほか、論理的プレーを生み出すトレーニングメニュー集も収録されている。

■渡邉晋(わたなべ・すすむ)
1973年10月10日生まれ、東京都出身。現役時代は主にCBとして、桐蔭学園高校、駒澤大学を経てコンサドーレ札幌、ヴァンフォーレ甲府、ベガルタ仙台でプレー。引退後の2005年から仙台の巡回コーチ、アカデミーコーチ、2008年からトップチームのコーチとして手倉森誠監督を支えた。2014年から2019年まで6年間監督を務め、仙台の伝統である堅守をベースにしつつ、スペースを支配し主導権を握るいわゆるポジショナルフットボールを導入。2018年の天皇杯でクラブを初めて決勝に導いた。

■書籍情報
『ポジショナルフットボール実践論』
著者:渡邉晋
出版社:株式会社カンゼン
発売日:10月14日
価格:本体1,700円+税
http://www.kanzen.jp/book/b530159.html