人文書のウェブサイト『じんぶん堂』オープン 「人間が人間らしくあるために、知ること、考えること」

 人文書を紹介するウェブサイト『じんぶん堂』(https://book.asahi.com/jinbun)が11月26日(火)にオープンした。

 同サイトは、本に特化した朝日新聞社のバーティカルメディア『好書好日』(https://book.asahi.com/)内に、特設サイトとして開設。朝日新聞社が、晶文社、筑摩書房、白水社、平凡社に声をかけ、人文書の魅力をより多くの人に伝えるためのプロジェクトとして実現した。

 発起人となった各社の記事はもちろん、会員の出版社・書店からも人文書の魅力を伝えるオリジナル記事を発信する。今後はさらに多くの出版社にも参加を呼びかけ、イベントや書店フェアなども展開しプロジェクトを大きくしていく予定だという。

■じんぶん堂を始めるにあたって各社合同コメント

 「人文知の時代は終わった」という声も聞こえてきますが、デジタル社会になっていくからこそ、人間が人間らしくあるために、知ること、考えること、そして自分で判断して表現することの、いわゆる「人文知」がますます必要になってきています。

 私たち人文書を手がける出版社と朝日新聞社は、このサイトを通じて、みなさんにこう呼びかけたいと思います――

 人文書を手にとってみませんか? 世界の景色が少し変わるかもしれません。

じんぶん堂発起人 晶文社・筑摩書房・白水社・平凡社・朝日新聞社

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