Laki、改名から1年で見つけた“自分たちらしさ” 『WORK≒LiFE』に刻んだ8人の変化と5年間の絆

2021年9月にLucky²としてデビューし、2025年9月にLakiへと改名した8人組ガールズグループ・Laki。グループ名を新たにしてから約1年、楽曲やパフォーマンスの幅を広げながら、新たなLakiらしさを形作ってきた。
そんな現在地を詰め込んだのが、9月30日にリリースされるニューアルバム『WORK≒LiFE』だ。90年代のNew jack swingを取り入れ、Lakiの新たな一面を打ち出した表題曲「WORK≒LiFE」や、5年間をともに歩んできたメンバー同士の関係性を映し出す「Best Friends」などの新録曲を含む全9曲を収録。改名後に広げてきた表現の幅と、8人がこれまで積み重ねてきた時間の両方を感じられる作品となっている。
7月には、LDHのガールズグループが集結した『Girls EXPO』にも出演。そこで受けた刺激や、改名からの1年間で感じた変化、『WORK≒LiFE』で挑戦した新たなダンス、5年間をともに過ごしてきた8人の関係性、そして9月22日に開催される5周年記念ライブ『Laki 5th Anniversary Live -L∞K UP-』への思いまで、現在のLakiについてじっくりと話を聞いた。(川崎龍也)
『Girls EXPO』で再確認したLakiの強み
――まずは、先日の『Girls EXPO』について聞かせてください。LDH所属のさまざまなガールズグループが同じステージに立つライブでしたが、Lakiのみなさんにとっても普段とは違った経験になったのではないでしょうか?
比嘉優和(以下、比嘉):めちゃくちゃ緊張しました(笑)。私たちはほかのお姉さん方のグループと比べると年下で、結構末っ子感があったと思うんです。でも、お姉さん方に引っ張っていただきながら、ひとつのステージを完成させることができました。初めて私たちのパフォーマンスを観てくださった方も多くて、『Girls EXPO』をきっかけにリリースイベントへ来てくださった方もいたので、すごくいい経験になりました。
森朱里(以下、森):リハーサルのときから、たくさん刺激をいただきました。それぞれのグループのパフォーマンスに加えて、ボーカル選抜のメンバーが歌うパートや、ダンスを中心に見せるパート、E-girlsさんの楽曲をグループの垣根を越えて披露するパートもあって。いろいろな方のパフォーマンスを間近で見るなかで、私たち自身もすごく成長できた期間だったと思います。リハーサルを重ねていくうちに「私たちももっとこうしたほうがいいんじゃないか」とメンバー同士で話し合う機会も増えたので、そういう意味でもすごくいい時間を過ごさせていただきました。
比嘉:f5veのお姉さん方が、E-girlsさんの楽曲を踊るときに、振付のニュアンスや細かい部分まで直接教えてくださったんです。先輩方の間に入って一緒に踊らせていただく場面もあって、本当に緊張しました。でも、みなさんがサポートしてくださったおかげで、最後は自信を持ってステージに立つことができました。
――ライブの作り方という点でも、普段とは違う経験があったのでしょうか?
佐藤妃希(以下、妃希):リハーサルの進め方だったり、構成を固めていくところだったり、セットリストについて話す会議にも参加させていただいて。そういう部分でもすごく勉強になりました。当日はほかのグループのみなさんのステージもずっと見ていたんですけど、本当に圧倒されましたし、「私たちも負けないように頑張らなきゃ」と気合いが入りました。この経験をこれからのLakiのライブにも活かしていきたいです。

――同じLDHのガールズグループでも、ステージを並べて見ると、それぞれの個性がかなり違いますよね。そのなかで、「ここはLakiの強みなんじゃないか」と改めて感じた部分はありましたか?
佐藤栞奈(以下、栞奈):私はやっぱりダンスだと思います。『Girls EXPO』のLakiのパートは「Dance Track」から始まって、そのまま新曲の「WORK≒LiFE」を披露したんですけど、会場にいらっしゃったみなさんがダンスをすごく見てくださっていて。そこを評価していただくことも多かったので、個人的にはLakiの強みはダンスなんじゃないかなと感じました。
山口莉愛(以下、山口):私もそう思います。ほかのグループのパフォーマンスにもダンスブレイクが入っていたので、それを見ながら「私たちも一発目からかましてやろう」みたいな気持ちになって(笑)。そういう意味でも、ほかのグループのみなさんからすごく刺激をいただきました。
――ダンスはもともとLakiの軸のひとつだったと思いますが、大きなイベントを経たことで、自分たちでも改めて武器として認識できたということですね。
栞奈:はい、これからもっと強みにしていきたいです!
『WORK≒LiFE』は「Lakiのことがわかる名刺代わりのようなアルバム」
――その『Girls EXPO』でも披露した「WORK≒LiFE」を表題に据えたアルバムが完成しました。Lakiへ改名してから初めてのアルバムになりますが、みなさん自身はどんな作品になったと感じていますか?
比嘉:今回の『WORK≒LiFE』は、レーベルを移籍してから初めてのアルバムでもありますし、Lucky²時代から比べると、楽曲やコンセプトもすごく変化しています。この1年で「Lakiはこういうグループなんだ」というコンセプトがだんだん固まってきたと思っていて、それがひとつの作品になったアルバムだと思います。
――改名から約1年の集大成でもありますよね。
比嘉:『Girls EXPO』で初めて私たちを観てくださった方もいると思うんですけど、「Lakiってどんなグループなの?」と聞かれたときに、この『WORK≒LiFE』を聴いてもらえれば、Lakiのことをわかってもらえるんじゃないかなって。そういう意味では、ちょっと“名刺”代わりのようなアルバムになっていると思います。

――タイトルもすごく印象的ですよね。「WORK」と「LiFE」が「=」ではなく「≒」で繋がっていますが、ここにはどんな意味が込められているのでしょう?
山口:「WORK」と「LiFE」を完全にイコールにするのではなくて、“ニアリーイコール”にしているんですけど、仕事とプライベートを完全に切り離すのではなく、絶妙に混ざり合いながら生活している私たちLaki自身を表現しています。
――みなさんはかなり幼い頃から活動してきていますし、このタイトルは確かに今の8人に重なりますね。
山口:そうなんです。私たちは小学生くらいの頃からお仕事をさせていただいていて、ずっと学校生活とお仕事を両立してきたので、自分たちにぴったりだなと思いました。
――表題曲の「WORK≒LiFE」は、90年代のNew jack swingを取り入れた楽曲になっています。これまでのLakiの楽曲ともまた違ったダンスですね。
深澤日彩(以下、深澤):New jack swingにここまで本格的に挑戦するのは初めてでした。Lakiは半分以上のメンバーがEXPG高等学院に通っていたので、今まで習ってきたことを活かせる部分もあったんですけど、1曲を通してがっつりNew jack swingを踊るとなると、まず体力を持たせることも大変ですし、ヒップホップとも少しニュアンスが違うので、身体の角度だったり、リズムへの乗り方だったりを覚えるのにも苦戦しました。でも、今作の振付を担当してくださったTHE JET BOY BANGERZのHINATAさんとTAKIさんが、本当に細かいところまで教えてくださったので、かなり完成度の高い作品になったんじゃないかなと思います。
――先ほど『Girls EXPO』を通して「Lakiの強みはダンス」と感じたという話もありましたし、そう考えると「WORK≒LiFE」は今後のグループを象徴していく楽曲にもなりそうですね。楽曲を表現するうえでは、これまでと変えた部分もありますか?
永山椿(以下、永山):今までのLakiの楽曲の中でも、一番と言っていいくらいかっこいい曲だと思っています。今回は私たちのかわいい部分よりも、かっこいい部分を中心に見せたいと思っていて。ダンスだったら「どういう角度にしたらよりかっこよく見えるのか」を考えましたし、歌い方も、今まではかわいい感じの楽曲が多かったので、普段よりワントーン声を低くしてみたり、英語のニュアンスを意識したりしました。「どうやったらかっこよく見せられるんだろう」ということをみんなで考えながら、レコーディングもパフォーマンスも作っていきました。

――MVも、そうした楽曲の雰囲気がかなり反映されていますね。
上村梨々香(以下、上村):今回は学校が舞台になっています。ただ、日本の学校というよりは海外の女の子たちをイメージしていて、登校中も授業中も、みんなダンスや音楽が大好きでずっとリズムに乗っているような、“イケてる女の子たち”が描かれています。最初から最後までちょっとしたストーリー性もありますし、画角がどんどん変わっていくので、観ていて飽きないMVになっていると思います。
――実際のロケーションも、かなり海外のスクールっぽく見えました。
比嘉:撮影したのが海外の方が通われる学校で、教科書にも外国語がびっしり書かれていたんですよ。私たちは読めないので、「これなんて書いてあるんだろう?」ってみんなで見たりしていました(笑)。
深澤:体育館の色とかも見たことない色合いでびっくりした。
比嘉:びっくりしたね。
――撮影中のことで、今振り返って印象に残っているエピソードはありますか?
比嘉:もう、めちゃくちゃ暑かったです(笑)! LakiのMVって基本的にすごく踊るんですけど、今回は外で踊るシーンもあって。
上村:バスケットコートのシーンは室内なんですけど、そこも蒸し暑くて。だから朝は焼かれて、夜は蒸されました(笑)。映像だけを見るとすごく爽やかに見えると思うんですけど、実はめちゃくちゃ暑かったです(笑)。
比嘉:私、今回の衣装が白シャツなんですけど、撮影の直前に髪を赤く染めたばかりだったんです。終わったあとに見たら、汗で色が落ちて、背中の部分が真っ赤になっていて(笑)。それくらい汗だくになる撮影でした。


















