稲垣吾郎&草彅剛&香取慎吾、3人だからこそ生まれる空気と笑い 変わっていく環境 作り出す“新しい”自然体
香取慎吾が9月8日、公式Xで自身が出演する『ななにー 地下ABEMA』(ABEMA/以下、『ななにー』)が、3週連続でバラエティー高視聴率ランキング1位になったと喜びの声を投稿した(※1)。番組にはABEMAを運営するサイバーエージェントの会長・藤田晋からうなぎの差し入れがあったといい、「視聴者の皆様、やったよ みんな、ありがとう」という言葉とともに、うなぎ弁当を手に笑顔の香取の写真が添えられていた。
我らの、ななにー#地下ABEMA が3週連続超高視聴率でバラエティーランキング
1位!1位!1位!
藤田会長からスタッフのみんなにも、うなぎの差し入れが🥳
視聴者の皆様、やったよ👍みんな、ありがとう🕺🥹 pic.twitter.com/XYaQdUWvZf— 香取 慎吾 (@ktrsngofficial) September 8, 2026
『ななにー 地下ABEMA』は、2023年6月まで毎月第1日曜日に生配信されていた『7.2 新しい別の窓』の後継番組だ。生放送から収録へと変更するなど、大幅なリニューアルを経て、現在はSNSなどで注目を集めている“バズりキッズ”や“マスクイケメン&美女”、“年齢不詳美女”など、気になる人々をゲストに招いて、トークを展開する企画が定着している。
その「ちょっと覗いてみたい」という気持ちをくすぐる企画が視聴者の心を掴んでいるのはもちろんだが、やはりこの番組の最大の魅力は稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人が揃う唯一のレギュラー番組であるということだろう。
稲垣吾郎&草彅剛&香取慎吾が揃ってこそ生まれる掛け合い
彼らが活動をともにしてもうすぐ40年。それだけの時間をともにしているからこそ、阿吽の呼吸がある。たとえば、9月6日に配信された「#133:スターに激似マスクイケメン&美女」では、戸田恵梨香に激似と話題の女性が登場し、草彅のファンだと話した。このように、スタジオに招いたゲストがSMAPファンであるケースはこれまでにもよく見られる光景だ。そのなかでも「誰推しなのか」という話になるたびに、3人が「自分だろう?」と名前を呼ばれることを期待して姿勢を正す流れが微笑ましい。
稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾の3人による番組「ななにー 地下ABEMA」9月13日の放送内容発表!https://t.co/c8WEXIlWEN#新しい地図#稲垣吾郎#草彅剛#香取慎吾#ななにー地下ABEMA pic.twitter.com/3ENGDeeACj
— 新しい地図 (@atarashiichizu) September 6, 2026
同回では草彅に軍配が上がると、香取と稲垣が「珍しい!」と茶々を入れる。すると、草彅も負けじと「珍しくないわ!」と反論してみせる。そのやりとりのテンポこそ熟年のものだが、リアクションそのものはまるでデビュー間もないアイドルのようなフレッシュさをまとっている。さらに稲垣が「昔からファンなの?」と問うと、女性は小学校6年生のころに足を運んだSMAPのコンサートで香取のうちわを購入したと明かす。そして「大人になった今は草彅さんの魅力に気づきました」と続けると、香取ががっくりと肩を落として見せて笑いを誘う。さらに、稲垣が「もうちょっとしたら今度こっち(稲垣)にくるから」とシフトしていく可能性を諦めていない姿勢で畳み掛けるのだ。
また、今年7月12日放送回では、香取が「つよぽんは毎回、(ドラマで共演した)その女優さんを大好きになる」と、草彅が抱くほのかな恋心について明かす場面もあった。親友として隣にいたからこそ暴露できる秘密。しかも、草彅も「役じゃなくて、好きになるよね〜」と飾らずに話を進めるところも、お互いの信頼関係があればこそだ。
一方で、これほど息の合ったトークを展開していながらも、まだお互いの知らない一面があるところも面白い。2024年8月25日放送回では、稲垣が真飛聖に愛犬の服を贈っていた話が語られると、「(稲垣から犬の服を)もらったことない」と同じく愛犬家の草彅が驚き、香取も「30年以上の付き合いでこんな優しさを感じたことがない」と追随して、スタジオを沸かせたこともあった。
『ななにー』で作る“新しい”自然体
先日9月9日には、SMAPのCDデビュー35周年を祝うハッシュタグがSNSを賑わせたばかりだ。最近ではタイムカプセルのように、ファンによって保存されていた彼らのかつての姿が投稿されると、その魅力が再発見されることも少なくない。
時代を超えたスーパーアイドルである自分たちの歩みを、ありのままに語れない時期もあった。けれど、少しずつその慣れない状況をも『ななにー』で遊び、楽しみ、“新しい”自然体を作り上げた。そうしたスタンスで視聴者を楽しませることができるのは、スターとなったほんの一握りのなかでも、さらに限られた人たちだろう。それが3人同時に顔を揃えるとなると、やはり『ななにー』はあらためて貴重な場だと思う。
いつもベッタリしているわけではない、けれど確かにつながっている。どんなゲストを迎えても、さまざまな荒波を越え続けてきた関係性のうえでトークが展開される安心感があるからかもしれない。最近では、『バナ穴 BANA_ANA』(正式表記はアンダーバーは穴の絵文字)やパラスポーツイベント、FC会員限定のファンミーティング『NAKAMA to MEETING Vol.5』など3人が揃う場面も少なくなかったが、やはり“番組”という多くの人が場所や時間を選ばずに楽しめるコンテンツとなると『ななにー』に限られる。
新しい地図を広げてから、3人を取り巻く環境や、社会の変化に伴って番組内容を柔軟に変えてきた『ななにー』。できることなら、3人だけの近況報告をするコーナーや、「ななにーファミリー」とも呼べるキャイ〜ン、EXIT、みちょぱ(池田美優)との生放送らしいチャレンジ企画も見てみたい。また、ファンが観覧できる歌唱パフォーマンスや、森且行をはじめとする懐かしい仲間との再会が叶う展開などにも期待したい。そうして、ここでしか見られない3人の姿を届けてくれる場所として、これからも長く続いていってほしい。
※1:https://x.com/ktrsngofficial/status/2097250844710514878