Mrs. GREEN APPLE 大森元貴、迎えた30歳という節目 常に“未来への視線”とともにあった1年間を振り返る
本日9月14日、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴(Vo/Gt)が30歳の誕生日を迎えた。
昨年、29歳の誕生日を迎えた直後に放送された『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)内のレギュラーコーナー「ミセスLOCKS!」にて、大森は「次の歳の年齢をイメージして過ごす」と話していた。つまり、29歳になったばかりの大森は、すでに30歳の自分を見据えていたということだろう。そして、この1年間の歩みを振り返ってみると、まさにその言葉を体現するように、彼の視線は常に少し先へと向けられていたように思う。
昨年10月から12月にかけて、Mrs. GREEN APPLEは自身最大規模となる初の5大ドームツアー『Mrs. GREEN APPLE DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”』を開催。デビュー10周年のアニバーサリーイヤーを華々しく締めくくった。また、年末には「ダーリン」で『第67回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)の大賞を受賞。2023年の「ケセラセラ」、2024年の「ライラック」に続く3連覇を達成した。
そんな大きな成果をいくつも残した2025年。バンドはそこで歩みを止めることなく、12月31日をもって“フェーズ2”を完結、翌2026年1月1日から“フェーズ3”を開幕させた。フェーズ2完結を発表したYouTube生配信にて、大森は「僕たちにとってフェーズを変えるということは、ミセスをより長く続けていくためにも必要なこと」(※1)だと語っている。1月12日には、フェーズ3最初の楽曲「lulu.」をリリース。ひとつの大きな節目を迎えた直後に、新たな物語が始まったのだ。
さらに、今年4月に開催された『PMGA SUMMIT about PHASE-3』では、大森自らフェーズ3の活動計画をプレゼンテーション。2026年のファンクラブツアー『Mrs. GREEN APPLE Ringo Jam Tour “SHADOWS”』をはじめ、2027年の『Mrs. GREEN APPLE on Harmony 2』など、2029年までのライブイベントの構想を明かした。数年先の活動計画をこれほど具体的に提示したことには驚かされたが、大森が29歳を迎えた際に語った言葉を思い返すと、彼らしいようにも感じる。ひとつ先の年齢をイメージして過ごすように、バンドのフロントマンでありプロデューサーとしてMrs. GREEN APPLEの数年後の姿を思い描き、そこへ向かうための今を積み重ねているのだろう。
ソロとしても、初のミニアルバム『OITOMA』に加え、「催し」、「灰色」と立て続けに作品を発表。ただ、がむしゃらにひたすら走り続ける1年ではなかったようにも思う。先述の生配信でも予告していたように、8月からMrs. GREEN APPLEは約1カ月の夏季長期休暇を取得。「よりクリエイティブを追求できるようなリフレッシュ期間」(※2)として設けられた休暇であり、これも大森の言葉通り「ミセスをより長く続けていくため」に必要な時間だったのだろう。
29歳になったとき、すでに30歳を見ていた大森。この1年間でフェーズ2を締めくくり、フェーズ3を始動させ、2029年まで続くバンドの未来図を描いた。そして、その未来へと走り続けるために、休む時間も大切にした。彼にとって29歳の1年は、数々の成果を残したのと同時に、これから先へ進んでいくための道筋を描いた日々だったのかもしれない。
30歳という節目を迎えたばかりだが、大森のことだ。やはりその視線はすでにその先へと向けられているのではないだろうか。個人として、Mrs. GREEN APPLEとして、これからも大森元貴がどのような未来を切り拓いていくのか、楽しみにしたい。
※1:https://www.youtube.com/watch?v=U-zQX3K0Y_E
※2:https://mrsgreenapple.com/news/detail/22852