強力翔、ハズレ、Tororo、Shimon Hoshino、キクチリョウタ……【TuneCore Japan コラボ】次世代アーティスト紹介 Vol.11
「誰でも」世界中(185カ国以上)の配信ストア・プラットフォームへ配信できる、ディストリビューションサービスを展開しているTuneCore Japan。同社とリアルサウンドがコラボレーションし、インディペンデントアーティストの楽曲プロモーションをサポートする企画「MEDIA NETWORK」では、注目すべき次世代アーティストたちの独自性や魅力について、より音楽的な視点からレビューしていく。
第11回となる今回は、強力翔「ボーダーライン」、ハズレ「夏のすとれいとねっく」、Tororo「幻影」、Shimon Hoshino「Shonan Sunrise」、キクチリョウタ「幸せになるのよ」の5作品をピックアップした。(編集部)
強力翔「ボーダーライン」
年間約250本のライブのほか、講演も精力的に行い、手話、歌、ジェスチャーを融合したパフォーマンスを届ける“サインシンガー”としての活動を重ねている強力翔。「ボーダーライン」は、彼が追求し続けているテーマ「誰ひとり取り残されない世界へ」を温かな歌声で表現している。国籍、障がい、言語の差異などは、人々のあいだに壁や軋轢を生むことが多い。存在するボーダーラインを越えて、ひとつの大きな世界を作り上げることを呼びかけるこの曲のメッセージは、国家間の紛争だけでなく、身近な事柄にも当てはめられる。〈国籍も障がいも ただの言葉〉〈違いを超えて 心を繋ごう〉など、さまざまなフレーズが、差異を認め合える未来を願う祈りとして迫ってくる。
アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists/kakeru-gouriki
配信リンク:https://linkco.re/eyb11a0F?lang=ja
ハズレ「夏のすとれいとねっく」
日本のインディーロックがルーツにあるのを感じられるバンドサウンドで、楽曲リリースを重ねているシンガーソングライター ハズレ。熱を帯びつつも、どこか切ないギターロックを「夏のすとれいとねっく」でも堪能することができる。描かれているのは、少しずつ終わりに近づいていく夏。スマホの長時間使用が原因となる“ストレートネック”をモチーフとしているのが目を引く。真夏の太陽を避けて室内で過ごす主人公が、花火大会へと連れ出されることを願う様を歌っており、〈今年最後の花火を見上げれば/治りそうかな?すとれいとねっくも。〉が微笑ましい。開放的でアッパーな曲に居心地の悪さを感じるインドア派の心にも響くはずのサマーチューンだ。
アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists/Hazure
配信リンク:https://linkco.re/pB66pYDZ?lang=ja
Tororo「幻影」
「何気ない日常に、ちょっとだけ魔法を。あなたの大切な家族や仲間、世界中の猫たちが、今日も穏やかに過ごせますように。」というミステリアスな自己紹介文を添えて、楽曲をリリースし続けているTororo。「幻影」は、心に直接語りかけてくるかのような歌声にじっくりと向き合える。夜空を駆ける銀色の列車の描写は、未知の世界に対して膨らむ想像の象徴。聴きながら思い浮かぶ風景は、リスナー各々が抱く未来への期待を穏やかに後押しする。歌声、トラックを構成する要素も含めて、抑制されたトーンを中心として構成されているが、全体像には絶大なエネルギーが秘められているのを感じる。孤独な夜に耳を傾けた人は、自分を理解してくれる歌のように思うのでは?
アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists?id=970140
配信リンク:https://linkco.re/cX66EQZD?lang=ja
Shimon Hoshino「Shonan Sunrise」
2016年からサウンドデザイナー、調香師としての活動をスタート。楽曲プロデュース、ファッションショー、商業施設やホテルのサウンドデザイン、フレグランスデザインを手がけているShimon Hoshino。神奈川県藤沢市の文化商業施設「湘南T-SITE」の公式コンセプトアルバムからの先行配信となる「Shonan Sunrise」は、湘南の夜明けをイメージさせるピアノインストゥルメンタル。楽曲全体を仄かに彩る波の音が、心地よいムードを醸し出している。自然のリズムと調和したメロディには、リスナーのメンタルのチューニングを整える力があるのかもしれない。潮風を頬に受けるかのような感覚にもなるサウンドは、日常の喧騒を完全に忘れさせてくれる。
アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists/shimonhoshino
配信リンク:https://linkco.re/vxppua6B?lang=ja
キクチリョウタ「幸せになるのよ」
1991年生まれのシンガーソングライター キクチリョウタ。TVやラジオCMのナレーションを時折務めていることが示す通り、聴き手の心に安らぎを届けられる声の持ち主だ。その魅力は、歌でも抜群に発揮されている。「幸せになるのよ」は、7月4日に配信がスタートしたアルバム『Memography』に収録。ブルージーなフレーズを交えたアコースティックサウンドが気持ちいい。今日まで生きてきたことを讃えてくれる言葉、積み重ねてきた日々を愛おしく思える表現のなかに〈狛江駅前噴水広場〉〈群れたカラスが鳴くロータリー〉など、具体的な描写が現れるのが印象的。耳を傾けていると、誇れるような何かを成し遂げていない人生も悪くないと思えてくる。
アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists/ryotakikuchibuzz
配信リンク:https://linkco.re/gtsAprPq?lang=ja
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