MAPA「気持ちいい朝日を全員で見たい」 10時間ライブへの覚悟、“狂った祭り”をぶち上げる決意
なぜMAPAとして活動するのかーー「自分の力でファンを増やしていきたい」
ーー9月13日には浅草花劇場で『ALL MAD PARTY ─ MAPA全曲ライブ ─』が開催されます。なぜ全曲やろうということになったんでしょうか?
古正寺:5周年なんですよ、今年もうすぐ。5周年で盛りあげていきたいね、みたいな話から始まっています。舞台の一幕二幕みたいな感じにしようかなって考えてます。みんなは立ってるかもしれないけど(笑)、座席ありの公演なので、お客さんのペースで観ていただいてみなさんが疲れないようにしたいなって思ってます。
みさ姫:やりたいこととして私の中でもあったので嬉しいですし、ふだんのライブは時間に限りがあって、対バンの兼ね合いもあるので、お客さんによってはタイミングが合わずライブで出会えない曲もあるんです。最近ファンになってくれた人は、聴いたことのない曲があるって言う人もいて、そういう意味では改めてこの6人で全曲やれるのはすごく嬉しいなと思っています。
笑夢:最近ファンになってくれた人でも、最近やってない曲が好きな方もいて、特典会で「今日もやらなかったね」って言われるんですよ。全曲ライブが決まってからは「でも全曲ライブで聴けるよ」って返してます。「Snowbud」と「レディースコミック」が聴きたいらしいです。
ゆすら:10時間ライブと全曲ライブが今年のMAPAの「夏の二大楽しみ」みたいになっていて。個人的には、10時間ライブはファンのみんなと一緒に遊び尽くす、楽しみ尽くす一日にして、全曲ライブではMAPAの音楽をファンのみんなに届け尽くすよ、みたいな趣旨で目標を立てています。
くる美:めっちゃ楽しみだし、MAPAって季節の曲があって、「Snowbud」と「SUMMER SHOOTER」が1日にどっちも聴けるのは珍しいと思うので、狂ってていいなって思います(笑)。
茉世:MAPAのファンの人はMAPAの曲が好きな人が多いと思うので、楽しみ尽くせる日っていうのは喜んでくれるんじゃないかなって思うんです。出演側としては、10時間よりもちょっと集中力が必要だなと思っていて。楽曲も幅広いので、しっかりとリハーサルをして挑みたいな、っていうライブです。
ーー最近はメンバー全員がTikTokをやりだしたり、撮影可能のライブが増えたりしていますね。
古正寺:そうなんですよ。やっぱりやろう、って。メンバーや大森さんとも話し合って。結成当時はTikTokをあんまりやってなかったじゃないですか、TOKYO PINK(MAPAの所属事務所)内でも。やらないほうがいいのか、とまで思ってたし、MAPAの曲は切り抜きより、まるっとお届けできたほうがいいのかな、みたいなのもあったんです。でも、今はTikTokをやらない選択肢がないぐらい主流になっているので、できる範囲でやろうと。MAPAの曲を届くべき人にもっと届けたいという気持ちがあるので、撮可だったり、がんばっていきたいなって気持ちでやらせてもらってます。ファンの方も、アルゴリズム的なものを意識して拡散しようとしてくれている感じがするので、ありがたいなと思います。
ゆすら:私はアカウントを作ってなかったんですけど、今回「TikTok含みできることは全部やった方がいいよね」ってなったので作ってみました。コメント欄を見てると、今まで積極的にコメントしてくれていたファンじゃない、たぶん今までTikTokにいた子たちもコメントを入れてくれて、アプローチするところが増えているんだろうなという感覚はあるので、この感じでがんばっていきたいなと思います。それと撮可が増えたじゃないですか。YouTubeショートに載せてくれてるオタクもいて、全然関係ない友達から「見たよ」って言われて(笑)、YouTubeショートで回ってくるんだって思って。正直、載ってるのを存じてなかったけど、ターゲット層じゃないところにも届いてるってことだから、嬉しいなって思いました。
ーー他のメンバーのみなさんは以前から使っていましたね。
茉世:アカウントは比較的前から作っていて、作ってちょいちょい上げてたんですけど、(高い声で)TikTokが難しくて! 見ないし、やれなくなった時期があって、しかしながら現在はやってます(笑)。InstagramやXはなんとなくやり方がわかってきてる部分もあるんですけど、TikTokは自分が何をやったらいいのか、まだわからない段階で(笑)。型を見つけたいです、私だけのTikTok……!
笑夢:TikTokは、中2、中3ぐらいのときから見るだけはしてて、株とか買っておけば良かったなって思って。絶対はやるなって思ったんですよ。
ーー株式非公開なんじゃないですかね。「ホビ垢」(趣味専用アカウント)という単語を初めて見たのは笑夢さんのSNSでした、早いですよね。
笑夢:SNSはウソつく場所だと思ってるので楽しいです(笑)。
ゆすら:笑夢のTikTokの面白いエピソードなんですけど(笑)、投稿にハッシュタグってあるじゃないですか。ずっと「09」って書いてて、09世代ぶってるんですよ。
笑夢:2009年生まれっていう意味のハッシュタグで、年齢は03なんですけど、09のほうがみんな見るかな、みたいな。03の女よりも09の女が可愛いほうが「えぇー」ってなるかなって(笑)。
ーー策士ですね。
笑夢:時代の流行にあわせてSNSを使いこなして、最終的にライブで出会えるような動線作りをしています!
ーーみさ姫さんはいかがですか?
みさ姫:MAPAに入って初めての夏くらいに、「らぶぴ」をバズらせようと思って毎日上げてた時期はありましたけど、それっきりやってなくて。またTikTokやろうっていう流れになったので、今再開しているという感じです。
ーーくる美さんはTikTokのストーリーみたいなものも載せていますよね。
くる美:はやりに敏感な友達から、TikTokのアクティブユーザーになるようにストーリーを載せたほうがいい、なるべく毎日載せたほうがいいって聞いたので、LIQUIDROOMのちょっと前くらいから、投稿とストーリーを毎日やっています。
ーー最後に、今MAPAをやるモチベーションを聞かせてください。
みさ姫:初めてツアーに行って、大きなワンマンも経験して。その後、新メンバーバイアスがない状態でフラットに、6人でツアーもやらせていただいて、やっとスタートラインというか。毎年、心持ちが違うので、まだ新しい経験をさせていただいている感じです。
くる美:モチベーション高くやらせていただいてます。1月にTOKYO PINKのオーディション合宿があって、事務所の中に初めて後輩ができたんですよ。個人的な目標として、「くる美さんに憧れています」って言ってくれる後輩を作りたい(笑)。密かな目標としていて、めちゃくちゃ憧れられたいなと思って(笑)。
古正寺:なんか言ってました。MAPA入る前の面談で「なんでアイドルになりたいんですか?」みたいな話の中で、「街とかで声かけられたいです」って言ってて、変わってないなと思った(笑)。
笑夢:大学を卒業して、今はMAPAしかないんですよ。どうやって向き合おうかなって、今めっちゃ考えてるところです。
ーー結論はどうなりそうですか?
笑夢:当初はタワマンに住みたかったからやったんです。どうやったらタワマンに住めるかな、って考えながら向き合ってます。だからモチベーションは変わってないです。言えば住めるかなって思ったんですけど、まだ住めてない。
ーーでも、モチベーションは全然衰えていないと。
笑夢:だってまだ住みたい(笑)。でも、この前のソロイベントでも実感したのですが、活動しながら出会えたファンの人たちがかけがえのない存在だと改めて思えたので、この人たちを抱えたままもっと大きくなりたいです。
ーーありがとうございます。茉世さんはいかがですか?
茉世:大森靖子さんのソロライブに帯同していると(※茉世は四天王バンドのコーラスとして大森のツアーに帯同)、大森靖子さんの音楽に対する熱量や、バンドのみなさんの音楽への向き合い方に触れるので、一緒に過ごせば過ごすほどリスペクトが増すというか。そういう方々にずっと音楽を作ってもらえることって、私にとっては幸せで、上質で心を込めてもらったものに対して返したいっていう気持ちが一番大きいモチベーションです。もらった曲を歌っていることが、居続けたいと思う理由として大きいですね。あと、バンドライブがめちゃくちゃ嬉しかったんですけど、いざやると「あの曲もやりたかった、この曲もやりたかった」って出てきて、いっぱいはやれなかったから、もう一度やれるようにがんばりたいです。
ーーどんな曲をやりたいですか?
茉世:「Calling box」とか「Snowbud」もやれたらいいな、欲しい。
ゆすら:6人になって、みんなでグループに対してどうしていくかみたいなことを話せる機会が増えて、ミーティングも増やしていて。やりたいことや叶えていきたいことの可視化がよりしやすくなってきて、すごくいい方向に向かっているんじゃないかなと思うので、みんなでがんばっていきたいなと思います。個人的には、靖子さんのファンというのを公言もしているので、TOKYO PINK内のファンの方が来てくれることも多くてありがたいですし、だけどそこだけじゃなく、5年もやらせてもらってるからこそ、自分の力でファンを増やしていきたいし、自分のスキルなり、アイドル力なり、改めて向き合い直したいなと最近は考えている所存でございます(笑)。
古正寺:個人的には……新しい曲を書いていただいて、それを最初にデモを聴くときが本当に好きで。「どんな曲なんだろう?」って聴きながら、ファンの人の顔が浮かぶんですよ。「どういう風にライブするんだろう?」とかを想像しちゃうんです。やっぱり大森さんが書いてくれる歌詞や曲を、MAPAになる前からずっと見させてもらってきて、「今、大森さんってこうなんだな」とかも思うし、それを託してもらったんだなみたいな気持ちになりますね。
■ライブ情報
『MAD SUMMER 600』
2026年7月10日(金)
前半 open 17:45 / start 18:30
後半 open 22:00 / start 22:30
7月11日(土)close 05:00
会場:新宿LOFT
チケットページ:https://eplus.jp/mapa/
『ALL MAD PARTY - MAPA全曲ライブ -』
2026年9月13日(日)
open 15:00 / start 16:00
会場:浅草花劇場
チケットページ:https://eplus.jp/mapa/