EXILE AKIRA、自らマイクを握ることで出会う“まだ見ぬ自分” グループとソロ、それぞれの表現で示すもの

ソロプロジェクトだから発信したAKIRA自身の考え
ーーMIYAVIさんとの「NEW WORLD feat. MIYAVI」はどのようにして進んだのでしょうか。
AKIRA:MIYAVIとは同世代で、苦楽をともにした仲間です。いろいろな境遇の中で、MIYAVIから影響を受ける部分もあったし、「AKIRA君も歌っちゃいなよ!」と背中を押してくれることもあって。自分が作品を手がける時は最初にMIYAVIに入ってほしいなという想いがあったので、声をかけさせていただいたら「AKIRA君のためならなんでも」と二つ返事で戻してくださりました。一番嬉しかったのは、僕の方である程度世界観やコンセプトを固めてデモをお渡ししたところ、自分が求めていた何十倍のアイデアを彼の声とギターのデータと一緒に送ってくれて。今は海外が拠点ですが、海外で合間を縫って手がけてくれて、愛とプロ意識の高さを感じました。
ーー「SUN feat. JAY’ED」のJAY’EDさんはいかがですか?
AKIRA:JAY’EDは同じ世代だからこそ伝えられるメッセージがあると思ったので、家族を持っているからこその男の覚悟とか責任を、温かい歌声で届けるファミリーソングを描こうと思いました。こうしてみると、今回コラボした相手は全員同年代なんですよ。この世代を盛り上げて、どんどん攻めて発信していきたいという思いもあったので、同年代で制作をしたのも一つのポイントかもしれないです。

ーー「Thrill Drive feat. F.HERO」にある〈まだ早ぇよ引退発表〉というリリックは嬉しくなったファンも多いのではないでしょうか。
AKIRA:EXILEというグループは僕らの中で大きなブランドなので、人生を捧げる大きなテーマでもあるんですよね。じゃあEXILEは年齢が上がっていくにつれてみんな卒業していくのか、新しいメンバーが入っていくのか……そういうEXILEを取り巻く状況は時代とともに変化していくものかなと思います。ATSUSHI君も復活して、オリジナルメンバーもジョインして新旧ともにEXILEを表現している今のEXILEもまた、EXILEですから。その歴史とともに我々のオリジナルなルーツとソウルがあるから、自分の楽曲では自分の想いとか気持ちを発信していくべきだなと。
ーーその〈早ぇ〉や〈じゃねぇ〉といった言い回しは本音を語っているからなのでしょうか。
AKIRA:“裏AKIRA”かもしれないです(笑)。でもミクスチャーロックをするのに「よろしければ……」「差し支えなければ……」っていうのもちょっと変じゃないですか。それこそ“SAVAGE”、つまりありのままでリアリティのある表現方法のほうが刺さると思ったんですよ。我々の年代って会社では中堅だったり、社長をやっていたり、いろいろな立場になっていて、それぞれ葛藤があると思うので。そういう人たちが聴いた時に「スカッとした」「俺も頑張ろう」みたいに思ってくれたら嬉しいですね。
ーー一方で「SUN feat. JAY’ED」では〈ベッドの上 川の字 隅で目覚め〉のようなユーモラスな一面も出ています。
AKIRA:これは僕の日常を描いただけなのですぐ書けましたね。家族を持って、子供と過ごす中で、あとどれくらい子供と一緒に過ごせるかなって考えた時に、この一分一秒が大事だなと。きっと同じ境遇の人がいっぱいいらっしゃるだろうなと思ったので、“息子”の「SON」と太陽の「SUN」を掛けてタイトルにしながら、自分の生活の中で思うことを実直に綴らせてもらいました。
ーー「かっこいい背中を見せたい」というか。
AKIRA:子供に恥じない生き方をしたいなと思うようになりましたね。どんな仕事でも、とにかく全力の父親が好きだと思ってほしいです。今の時代っていろいろなことが記録に残るじゃないですか。だからこそ、未来の息子が「親父ってどんな仕事してたっけ?」って調べた時にでてきたもので幻滅してほしくないなと思いますね。彼が将来何か行き詰まった時に、僕の仕事をみて元気になってくれたり、気付きになってくれたりしたら嬉しいです。でも、彼は彼の人生なのでなにかを押し付ける気はないのですが。
ーーちなみに、この曲の最後に入っている笑い声は……
AKIRA:いい質問ですね。ご想像にお任せします。AIかもしれないですよね。最近は何でもできちゃいますから(笑)。
ーー「NEW WORLD feat. MIYAVI」にも強いメッセージが込められているように感じます。
AKIRA:「NEW WORLD feat. MIYAVI」は、自分みたいに“自分を壊した新たな自分”を思い描いて一歩進む方への応援ソングになってくれたらなと。「隣人を愛しなさい」と言うけど、簡単なことではないですよね。でも、近くの人から愛せるようになりたいよねという、夢を追いながら自分も近くの人も大切にしていくっていうことを伝えたくて、こういうアツいメッセージはMIYAVIに合うなと思いました。
ーーこの曲はMIYAVIさんのギターも入っていますね。
AKIRA:感動しましたね。MIYAVIのギターが歌ってるというか。本当は頭からギターを入れたかったんですけど、楽曲の展開もあって畳み掛けるように入ってもらいました。完成したものを聴いてみると、理想通りでしたし、むしろ理想を超えるものにしてくれて感謝しかないです。
ーーいつか一緒に披露する可能性も……?
AKIRA:いつかMIYAVIとステージで披露したいなと思っています。

自分でマイクを持つ中で出会う“まだ見ぬ自分”
ーー『EXILE AKIRA 20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE TOUR "URBAN SAVAGE "』のゲストもかなり豪華です。
AKIRA:もちろん今回のEPの楽曲もやりますし、ライブで初めて披露する楽曲もいくつかあります。自分の新しい一面を表現することもそうなのですが、20周年のアニバーサリーなので、僕やEXILEをこれまで応援してくれたファンの青春ソングみたいなところを自分なりにアレンジして、エンタテインメントに昇華できればと思います。今回参加するのは僕をスカウトしてくれたEXILE MAKIDAIさん、旧友のP-CHO、そして僕が初めてプロデュースに携わらせていただいたTHE JET BOY BANGERZになります。スペシャルゲストは名古屋公演がGENERATIONSの(中務)裕太と、THE RAMPAGEの陣。裕太はEXPG高等学院の学長もしていて、子供たちに夢を与える立場になっていますよね。東京はEXILE MATSUさん、EXILE ÜSAさんで、それぞれ付き合いも古いですし、名古屋公演のEXILE KENCHI、EXILE TETSUYAは二代目 J Soul Brothersからの戦友。自分の20年の歴史や、EXILE人生に欠かせないメンバーに集結してもらって、LDH魂の男祭りをアツくお届けしようかなと思います。
ーー今回は会場がライブハウスになるので、より熱量を体験できるものになりそうです。
AKIRA:そうですね。特にEXILEのファンの方はアリーナやドームでの公演も多くて自分の席でゆっくり見ることに慣れていると思うのですが、久々にライブハウスでの熱量を感じてもらいたいなと思います。
ーー今回のEPはラップもボーカルも挑戦しています。今まではパフォーマーとして活躍してきた中で、歌うことの重みはどのように感じていますか?
AKIRA:メッセージを発信する責任、言葉にのせて自分を表現すること、それを世に出す覚悟みたいなものは感じます。EXILEだと、EXILEという世界観の中のパフォーマーとして表現している感覚で、それを代弁してくれる存在が、ATSUSHI君やTAKAHIRO君ですが、ソロだとすべてが自分責任になります。でも、歌うことについては「歌います!」って意気込んでいる感じはなくて、あくまで表現の延長。自然な流れで無理なくできていると思います。無理が通用しない環境でエンタテインメントを作ってきたので、すごく鍛えられた部分はあると思うし、そこで気付かせていただいたものが「NEW WORLD feat. MIYAVI」の歌詞にもある「自分らしさ」なのかなと。すごく綺麗な言葉に聞こえるけど、「自分らしさ」という檻を作ってしまうことはあると思います。本来はいろいろな顔があったりするのに、これは俺らしい、俺らしくないと壁を作ってしまうことも事実。「EXILE AKIRAってこうなんで」という檻をぶっ壊して、まだ見ぬ自分と出会いたいです。本当に体力が必要なことですけど、エンタテインメントをやってる以上それを更新していかないと面白くないし。20年前、最初にEXILE AKIRAとして立った日本武道館で、一際身長も高くて色黒で金髪で、「何だこいつ」って思ったEXILEファンの人もいたと思うんですよ。それでも、「こいつは面白い」と思ってくれた人たちが今の僕のファンだと思うので、その人たちにいつまでも期待してもらう、その環境を作らないといけないと思うんですよね。今回のライブで「AKIRAっておもしれえな」と思っていただけるような自分じゃなきゃいけないなと思います。20年前に僕にインパクトを感じていただいたように、次のステージでもまた馴染みのある、長年付き添ったみなさんに刺激を与えて、元気と勇気を届けられたらいいなと思います。
ーーソロツアーにLDHの先輩後輩がゲスト出演したり、EXILEも冬にドーム公演が控えていたり、今後も「LDH PERFECT YEAR 2026」を実感する展開が続きます。今後のLDH、EXILEに期待してほしいことや、意気込みを聞かせてください。
AKIRA:我々の強みはこの“一丸力”だと思います。EXILE TRIBEないし、それぞれが独立したスターであり、プロデューサーであり経営者でありながら、LDHというブランドのもとで団結する。そこが強みだと思うので、「MADE IN LDH」のエンターテインメントを国内外問わず発信して、LDHオリジナルのエンタテインメントで盛り上げていきたいなと思います。

■リリース情報
『URBAN SAVAGE』
6月6日(土)リリース
配信リンク:https://exile-akira.lnk.to/URBAN-SAVAGE_digital
<MUSIC CARD>
※mu-mo SHOP / オフィシャルSHOP限定商品
A:RZZ1-67581【ミュージックカード 絵柄1】2,200円(税込)
※ミュージックカードサイズ:54mm×85mm
B:RZZ1-67582【ミュージックカード 絵柄2】2,200円(税込)
※ミュージックカードサイズ:54mm×85mm
C:RZZ1-67583【ミュージックカード 絵柄3】2,200円(税込)
※ミュージックカードサイズ:54mm×85mm
<収録内容>
1. SAVAGE
2. Thrill Drive feat. F.HERO
3. NEW WORLD feat. MIYAVI
4. SUN feat. JAY’ED
※Digital EP、MUSIC CARD共通
取り扱いオンラインストア:https://exile-akira.lnk.to/URBANSAVAGE
■ツアー情報
『EXILE AKIRA 20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE TOUR “URBAN SAVAGE”』
【国内公演】
7月10日(金)大阪:Zepp Namba Osaka
7月15日(水)東京:Zepp DiverCity Tokyo
7月21日(火)愛知:Zepp Nagoya
【海外公演】
8月8日(土)・8月9日(日)台北:CLAPPER STUDIO TAIPEI
<出演>
EXILE AKIRA
EXILE MAKIDAI / P-CHO / THE JET BOY BANGERZ
MORE GUEST
7月10日(金)Zepp Namba Osaka
中務裕太(GENERATIONS)
陣(THE RAMPAGE)
7月15日(水)Zepp DiverCity Tokyo
EXILE MATSU
EXILE ÜSA
7月21日(火)Zepp Nagoya
EXILE KENCHI
EXILE TETSUYA
詳細:https://www.ldh-liveschedule.jp/sys/tour/41559/
■関連リンク
EXILE 公式モバイルサイト:https://m.ex-m.jp/





















