THE JET BOY BANGERZメンバー紹介第3回:KOTA 積み重ねた努力が生む、切なさを帯びた歌声

THE JET BOY BANGERZ紹介第3回:KOTA

 2026年、「LDH PERFECT YEAR 2026」を開催中のLDH。6年に一度の特別な1年は、これまで以上に特別なイベントが目白押しだ。そんな中、注目を集めているのがNEO EXILE世代の活躍だ。LIL LEAGUE、KID PHENOMENON、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONYの4グループはそれぞれの特色を活かしながら、どんどん活動の規模を広げている。

 今回はそんなNEO EXILE世代のメンバーを紹介したい。第20弾はTHE JET BOY BANGERZよりKOTAをピックアップ。

THE JET BOY BANGERZ

 THE JET BOY BANGERZは、2022年に開催されたLDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』男性部門の第二章より誕生したグループ。2023年8月23日、シングル「Jettin'」でデビューを果たした。2026年は7月1日に2ndアルバム『JET BANGIN'』をCDリリース、翌日7月2日からは初のホールツアー『THE JET BOY BANGERZ LIVE TOUR 2026 〜JET BANGIN'〜』も控えている。ダンスのプロリーグ「D.LEAGUE」で活躍する7名のパフォーマーと、美しい歌声を持つ3名のボーカリストから構成される、屈指のパフォーマンス力を誇るグループだ。

 2001年千葉県出身のKOTAは、THE JET BOY BANGERZでYUHI、AERONとともにボーカルを務めるメンバーだ。YUHIからは「人を元気にするパワーを持ってます」(※1)と評されるなど明るく親しみやすいキャラクターで、チャーミングな笑顔も魅力のひとつである。

 彼がアーティストを目指すきっかけとなった出来事のひとつが、高校1年生の時に観た三代目 J SOUL BROTHERSのライブだった。ステージで輝くメンバーの姿を見て、自身もやってみたいと思ったという。そしてもうひとつ、KOTAにとって大きな存在だったのがTHE RAMPAGEの川村壱馬。彼に憧れてLDHのアーティストを目指す覚悟を決めたといい、過去のインタビューでも、「壱馬さんのように強い人間でありたいと思っていました」と語っている(※2)。

 しかし、夢を叶えるまでの道のりは決して簡単ではなかった。高校時代は中学から続けていたバドミントン部に所属しており、夢を追いかけるために退部を決意。顧問や学校関係者、家族とも何度も話し合いを重ねながら、自らの意思を貫いた。その後はアルバイトで資金を貯めてEXPG東京校へ通い始める。ときには3つのアルバイトを掛け持ちしながら、合間を縫って自主練習にも励んでいたという。また、周囲から反対されながらも、母親だけは自分の夢を信じて支えてくれたといい、オーディション期間中にはそんな母への感謝の気持ちを語っていたのも印象的だった。

 忙しいなかで歌を磨き続けた日々を経て、その努力が試されたのが、LDH史上最大のオーディション『iCON Z 〜Dreams For Children〜』だった。ボーカル経験は積んでいた一方で、ダンスはオーディションをきっかけに本格的に始めたばかり。周囲との実力差を痛感し、第一章のフィジカルトレーニングでは「体がついてこない」と悔しさを滲ませる場面も見られた。それでも立ち止まることなく挑戦を続けた背景には、「絶対にアーティストになる」という強い意志があったのだろう。

 そして今、プロのアーティストになる夢を叶えたKOTA。THE JET BOY BANGERZとしてデビューして以降は、豊かな表現力を活かしたボーカルで楽曲を支えている。自身も強みとして「哀愁のある声」や「ファルセット」を挙げているように、甘く切なさを帯びた歌声は、彼の大きな魅力だ。たとえば、バラード曲の「CITY LIGHT」や「WEEKEND」では繊細な感情表現で楽曲の世界観を深めている。また、2ndアルバム『JET BANGIN'』収録の「Snaps」は〈何気ない光景を忘れないように〉で低音から高音へ滑らかに移行するボーカルが美しく、落ちサビで響く切ない歌声も胸を打つ。エネルギッシュなパフォーマンスが持ち味のTHE JET BOY BANGERZのなかで、KOTAの歌声は楽曲にエモーショナルな奥行きをもたらしている。

THE JET BOY BANGERZ / Snaps -Mic Performance-

 何度も覚悟を問われる選択を重ねながらも、そのたびに信じた道を進み続けてきたKOTA。そんな彼だからこそ、これから先に待つ新たな挑戦も力に変えていくはず。かつて憧れたアーティストたちのように、今度は彼自身が誰かの背中を押す存在へと成長していく未来に期待したい。

※1:https://www.thefirsttimes.jp/interview/0000379023/
※2:https://www.tokyoheadline.com/708511/

THE JET BOY BANGERZメンバー紹介第2回:AERON 自由な発想と尽きない探求心で刺激をもたらす存在

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