MORE STAR ソロインタビュー Vol.8:森田あみ「これが最後のチャンスだった」 齊藤なぎさへの憧れ、崖っぷちで掴み取った夢
KAWAII LAB. MATES 初期メンバーとしてのプレッシャー
――そして、KAWAII LAB. MATESに加入して活動がスタートするわけですが、当初はどんな状況でしたか?
森田:私が入ったときは、KAWAII LAB. MATESが始動したばかりのタイミングで。その頃のメンバーは、ほとんど芸能活動の経験がある方ばかりだったんです。私と、今CUTIE STREETの真鍋凪咲ちゃんくらいしか、活動をしたことがない人がいなかったので、すごく心細く感じていました。しかも自分は当時高校1年生の15歳で、周りには20代の方が多くて。人見知りしてしまうタイプだったから、レッスンでわからないところがあっても誰にも聞けなくて。そういう心細さは、少しありました。
――その心細さはどうやって乗り越えていったんですか?
森田:もうやるしかないから、必死にしがみついていって。頑張るしかなかったです。
――メイツからどんどんデビューしていくメンバーが出てきたとき、どう感じていましたか?
森田:自分の実力がないっていうことはすぐにわかったから、「そうだよな」っていう感じで。悔しい気持ちはありましたけど、「もっと練習しないと」っていう気持ちの方が強かったです。
――メイツ時代で特に印象に残っていることは?
森田:全部なんですけど(笑)、やっぱりオーディション合宿ですね。私は、CUTIE STREETのオーディション合宿と、MORE STARのオーディション合宿の2回参加していて。
――まずCUTIE STREETのオーディション合宿を振り返ってみてどうでしたか?
森田:集まったメンバーがSNSで見ていたような方ばかりで、すごくびっくりしました。その時点でちょっと自信を失ったというか。私は経験値も少ないし、合宿が始まる前から弱気になっていたところがあったかもしれない。受からなかったときは、努力不足だっていう自覚がありましたし、もっと経験を積まないといけないなっていう感覚がありました。
――MORE STARのオーディションに臨むときは、気持ちが全然違いましたか?
森田:全然違いましたね。「絶対受かるぞ!」っていうか、「もう受かるしかないからやるしかない!」っていう感じで。高校3年生だったのでお母さんとも将来の話をすることも増えてきて。今回ダメだったら一緒にほかの将来を考えようって話していたので、もう本当にこれが最後のチャンスだっていう気持ちでした。
――気持ちの面以外でも、1回目と2回目で変わった部分はありましたか?
森田:CUTIE STREETに落ちてから1年くらい経っていたので、メイツとして積み上げてきた技術もそうですし、人前に出ることもすごく多くなり、ライブも頻繁にするようになって、度胸みたいなものがついてきていたかもしれないです。齊藤なぎささんにDMを送る側だった私が、送っていただく側になって、こんなに私のことを好きになってくれる人がいるんだって嬉しかったし、その分、倍で返さないとなって気持ちにもなって。そんな要素が自分への自信につながっていったと思います。
――2回目の合宿でいちばん大変だったことは何ですか?
森田:振り覚えが遅いのが課題でした。1日目に曲が発表されて、2日目のお昼にはもう披露みたいなスピード感についていくのが大変でした。私がメイツのなかでいちばん在籍期間が長いから、先輩みたいな立場なのに、いっぱいいっぱいになってしまって。周りを見れなくなっていることに自分で気づいたときに、「やばいな」と。
――いっぱいいっぱいの気持ちから、どうやって立て直したんですか?
森田:1日目に課題曲「スターライト・ヴァルキリー」が発表されて、次の日の振り入れだったんですけど、全く覚えられなくて。夜中にスローにして、3〜4時間くらい寝ないで踊り続けていたら、踊れなかった部分がどんどん踊れるようになってきて、そこで巻き返せた感じでした。ここで覚えなかったら絶対終わりだと思ったので、できるようになるまでやり続けるしかなかったです。
――逆に合宿で楽しかったことはありますか?
森田:メンバーの新たな一面を知れたことがすごく面白かったです。あとご飯がすごく美味しくて(笑)。ご飯は合宿の癒しの時間でした。
――初期メンバーとして長くメイツにいた中で参加するプレッシャーはありましたか?
森田:どんどん新しい子が入ってきて、(山本)るしあちゃんとか、(鈴木)花梨ちゃんとか、みんなダンスをしっかり習ってきているできる子ばかりだったから、長年やっているのに追いつけなかったりで、焦る気持ちはやっぱりありました。
――合格発表で名前を呼ばれたときは、どんな気持ちでしたか?
森田:すごく安心しました。ずっとふわふわしていた心臓が落ち着いたみたいな。手応えは半々で、全部を出してやり切ったから受かるだろうっていう気持ちと、魅力的なメンバーもすごく多いしどうかな、っていう気持ちと、本当に半々でした。
――家族に合格を伝えたときの反応はどうでしたか?
森田:LINEで伝えたんですけど、パパはそのLINEを見た瞬間に泣いたって言っていて。ママはそのとき仕事中で、休憩時間に見て、「受かった!」ってなったみたいで。お姉ちゃんもすごく喜んでくれました。