アイドル×大学進学の可能性とは? 両立から拡張へ、乃木坂46・日向坂46の日大式典出演から考える
乃木坂46 小津玲奈は慶應義塾大学へ進学、グループを押し広げる可能性
今回の2つの式典出演も含め、近年の坂道グループメンバーの進学状況から見えてくるのは、アイドルにとって大学で学ぶことの意味が少しずつ変わってきているということだ。かつては、大学進学と聞くと、まず「アイドル活動と両立できるのか」という見方が先に立ちやすかった。しかし今は、大学で学んだことが仕事に変わり、そこで築いた縁がグループの外との接点を生んでいく。進学と勉学が個人の努力談にとどまらず、グループの可能性を広げるものになり始めているのだ。
その流れを考えるうえで、乃木坂46 小津玲奈の動きも見逃せない。小津は学業専念のため一定期間活動を休止していたが、この春のブログで活動再開を報告するとともに、慶應義塾大学に進学したことを明かした(※4)。小津にとっての大学生活もまた、この先の活動の中で新たな視点や表現、あるいはグループの外との接点へとつながっていく可能性を持ったものとして捉えられるだろう。金村や林が示してきたような流れが、小津にもこれから生まれてくるのかもしれない。
【ブログ更新 小津玲奈】 お久しぶりです! https://t.co/fkzrPP24R8 pic.twitter.com/tH2seNQ1EB
— 乃木坂46 (@nogizaka46) April 3, 2026
もちろん、大学に進学することがアイドルにとっての正解というわけではなく、あくまで選択肢のひとつである。進学しない道にも、大事なキャリアがある。ただ、この春に日本大学の式典へ坂道グループが続けて出演したことは、大学での経験がもたらした新たな動きにほかならない。そもそも近年は、メンバー自身が学業や進学について率直に言葉にする場面が以前よりも増え、将来のキャリアにつなげる姿勢が受け止めやすくなったという側面もあるだろう。
日本大学の卒業式と入学式に坂道グループが立ったこの春は、アイドルの“大学経験”がどんな意味を持っているのかを考えるうえで、象徴的な出来事だった。メンバー個人の大学生活が、グループ全体の可能性を広げていく。坂道グループは今、そんな変化の入り口に立っているのではないだろうか。
※1:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/54280
※2:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/59403
※3:https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/104479
※4:https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/104482


























