EXILE NAOTO、ソロ初の日本武道館公演 SWAY・KID PHENOMENONと巡った先人から受け継ぎ伝える“ダンス”の旅



そうしているうちに、ライブは早くも折り返し地点。荘厳なSEと、博物館の館長・SWAYに導かれ、町民達は“HONEST DANCE MUSEUM”へと足を踏み入れた。“ダンスの歴史を辿る旅”の始まりだ。初めは、紀元前に想いを伝えるツールとして誕生した“言葉のいらないダンス“。1930年代、映画の中でハリウッドスター達が舞った“現実に疲れた人々に夢や希望を与えるダンス”。愛が静かに滴るようなR&Bダンスや、KING of POPとして多くの人に影響を与えた、マイケル・ジャクソンへのリスペクトを込めたダンスを踊り、前回のツアーでも披露したパフォーマンス曲「THIS IS MY HISTORY」へと繋いだ。同曲ではミラーパネルが設置され、その前で踊るNAOTOの姿に、かつて1人で黙々とダンスレッスンに励んでいた“10代のNAOTO”がリンクする。


そして、先人達から受け継いだダンスの重みを噛みしめるようにマイクを握ると、「先人達の“小さな一歩”の積み重ねが、今日までダンスという歴史を繋いできました」「“踏み出すこと”がとても愛おしく、とても美しい行為であると、僕は思います」と熱弁。「共に行こう、TOPまで。遠くまで」と言い添え、昨年開催した『ダンバトオーディション -DANCE BATTLE×AUDITION-』(日本テレビ系/以下、ダンバト)の主題歌である「First Step feat. Ashley」を、ダンバトから誕生したLDH SCREAMと共に届けた。かつてのNAOTOがそうであったように、LDH SCREAMもNAOTOを含む先人達に導かれて、今このステージに立っている。その想いを共有するように、「D.LEAGUE 25-26 SESASON ROUND.3」 LDH SCREAMのSP DANCERとして出場した、川口蒼真と夫松、LDH SCREAMで一夜限りの復活パフォーマンスをし、次世代グループの意気込みを見せつけた。

そこに貫禄たっぷりに現れたのは、ツアーファイナルのゲストである松井、砂田、JIMMY、小波津。後輩から受け取った決意をマイクに乗せて、LDH SCREAMのチームタイトル曲「SCREEEAM feat. HONEST BOYZ®, RIKI, MASAHIRO, JIMMY, KOKORO」(LDH SCREAM)を熱唱。「叫べ 俺らは誰だ?」「SCREEEAM!」のコール&レスポンスが充満した。

しかし、急に舞い込んだ「ツッチィ…ツッチィ…」の声に、客席からは笑い声が。そう、「ズクダンズンブングン feat. はんにゃ.金田」の時間だ。映像とセットでMVに出てくる教室を再現したステージで、NAOTOが「ここからはHONEST学園、放課後。ノールールでいきましょうか!」と煽ると、観客はペンライトやタオルなどを振ってアピール。自身もタオルを振り回していたHONEST BOYZ®が、タオルを黄色いチキンのおもちゃに持ち替えたのは、「チキンハツ feat. LIKIYA(MA55IVE THE RAMPAGE)」。この曲では、チキンと同じ黄色い衣装のLも登場し、短時間で観客の心を掴んだ。そんなメドレーパートには、「SEVEN!」コールで盛り上がった「オネストセブン」や、SWAYのソロ曲「くだらねぇ feat.Ry-lax,SIMON」も。ゆるめの助走をつけてから一気に駆け出した本編ラストは、今やHONEST BOYZ®のライブに欠かせない「要!」。町民が一丸となり、グッズの“要!手袋”を付けた手を突き上げる様子は圧巻だった。

アンコールを待ちわびる観客の前に、突如電子レンジが映し出された。ポップコーンを温めているようだ。その爆発を合図に、お揃いの白パーカーに身を包んだNAOTO・SWAY・KID PHENOMENONが、まるで映像から弾け飛んだポップコーンのようにステージに登場。「Popcorn feat. RIEHATA, 遠藤翼空&山本光汰 from KID PHENOMENON」を披露した。NAOTOが「みんなで一つになっていきましょう!」と呼びかけたのは、SWAY&NAOTOのコミカルなラップと、サビのフレーズがクセになる「BEPPING SOUND feat. HIROOMI TOSAKA」。
アンコールに登場したのは、SWAY曰く、“LDHのブチアゲ隊長”PKCZ®。DJ卓と共に現れた3人(EXILE MAKIDAI、DJ DARUMA、ALAN SHIRAHAMA)は、ALANの「最高のダンスフロアがあるって聞いてきました!Are you ready!?」で、一気に武道館を自分達のホームに塗り替えた。その中で披露した1曲目は、「Put Your Hearts Up feat. PKCZ®」(HONEST BOYZ®)のアンサーソングとも言える「Put Your Hearts Up,Everybody Jump Up」(PKCZ®)。PKCZ®のライブではお馴染みとなっている〈Get Low!〉のタイミングでの「伏せて伏せて伏せて……」からの大ジャンプはこの日も健在で、“HONEST TOWN”の住人達のノリの良さと一体感を証明する。演奏後、NAOTOは「(ゲストが)豪華すぎるって!ハンバーグ食べた後にエビフライが出てきて、その後に生姜焼きが出てきて……どんどんメインが出てくる(笑)」とボケながら、仲間のためにはすぐに駆けつけるEXILE TRIBEの絆を実感しているようだった。
実はNAOTOや出演者の家族も駆け付けていたという武道館公演のラストは、MCの賑やかな空気感を引き連れて「Welcome to the town feat. PKCZ®」へ。各々が“I♡HT”フラッグを掲げたり、自由に振る舞う姿を見降ろしながら、NAOTO町長は感謝を込めて各グループを紹介する。それに伴い、出演者達が続々と退場していく中、SWAYがエア電話でタクシーの配車を頼むと、KID PHENOMENONが車のセットを持って迎えに来るという小芝居も。“頼もしい相方・SWAZY”を見送り、ステージに残ったNAOTOは「三代目 J SOUL BROTHERSとして初めて武道館に立ってから12年。まさかソロで戻って来れるなんて、夢にも思っていませんでした。みなさんが、こうして力強く、長い時間支えてくれていたから――その一言に尽きます。これからも、HONEST BOYZ®、三代目 J SOUL BROTHERS、EXILE、EXILE TRIBE、LDHをどうかよろしくお願いします!」と挨拶し、日本武道館のステージを後にした。

NAOTOは次回、4月11、12日に味の素スタジアムで開催される『三代目 J SOUL BROTHERS 15TH ANNIVERSARY STADIUM LIVE "JSB FOREVER 〜ONE〜"』、4月21日・22日に東京ドームで開催される『EXILE LIVE 2026 "THE REASON" ~PERFECT YEAR Special~』に出演予定。三代目 J SOUL BROTHERSとしては、6月よりドームツアー『三代目 J SOUL BROTHERS PRESENTS “JSB LAND ~FOREVER~”』がスタート。『NAOTO PRESENTS HONEST TOWN 2026』を通して彼が手にしたモノは、今後の多彩な活動にどう活かされていくのか。引き続き、丁寧に磨き上げられていくNAOTOのパフォーマンスに注目したい。


























