B&ZAIを止めることは誰にもできない 悲願の武道館公演を発表した全国ツアー東京公演レポ

 ジュニアの8人組ユニット・B&ZAIが、2月6日の北海道公演を皮切りに初の全国ツアー『B&ZAI LIVE TOUR 2026 -ROCK’N’DOL-』をスタートした。ロックとアイドルを掛けた“ROCK‘N’DOL”という造語をタイトルに掲げて駆け抜ける今回のツアー。本稿では東京ガーデンシアターにて行われた27日の昼公演をレポートする。

 メンバーカラーのチェックの生地と黒地にカラフルなラメが光る生地が合わさった煌びやかな衣装で登場した8人。襟元に贅沢に並んだストーンも彼らの輝きを際立たせる。一曲目は昨夏に生まれた大人気オリジナル曲「なつ♡あい」。橋本涼の「有明、始めようぜ!」の一言がさらに会場を盛り上げた。スカート部分のラメは揺れる度に色が変わる様が綺麗で、瞬きも惜しい程に眩しい幕開けとなった。

 続く「First Beat」からは、ツアーロゴと同じピンクと黒を基調とした衣装に着替えバンドコーナーが始まる。「Keep the faith」(KAT-TUN)では橋本が自身のスタンドマイクを矢花黎へ傾け、顔を寄せて歌うなど熱いパフォーマンスを見せた。そして初めてバンドアレンジでの「Dangerholic」(Snow Man)も披露。矢花、菅田琳寧、本髙克樹、川﨑星輝、稲葉通陽の楽器ソロも盛り込み、原曲が持つ底抜けの景気の良さや賑やかさはそのままに、8色の歌声と演奏で楽曲の新たな魅力と可能性を引き出した。

 「MATSURI☆FEVER」(Hey! Say! JUMP)では矢花、今野大輝、本髙、稲葉がキャップを斜めに被ったりヒョウ柄のジャケットを羽織ったりと平成のギャル男に扮し、続く「私のオキテ」(チキンバスケッツ)では橋本、菅田、鈴木悠仁、川﨑がギャルの女装をして登場した。ギャル男たちが持ち掛けた王様ゲームでは橋本と矢花でカップルが成立。矢花は橋本の肩を抱き、“チャラさ”を存分に見せる。二度目となる「なつ♡あい」中には矢花と成立したはずの橋本が今野と仲良さげな様子を見せ、矢花と今野が睨み合うなど、終始コメディーな演技がかったパフォーマンスでファンを楽しませた。

 赤いライトに照らされながら、矢花が大きな月の前で三味線を弾いて始まった「ツキヨミ」(King & Prince)は、ダークでミステリアスな楽曲の雰囲気に和風なサウンドを融合させ唯一無二のアレンジで魅せた。紫の和服衣装もそれを存分に引き立てており、楽曲、パフォーマンス、演出、衣装のすべてがマッチした完成度の高い一曲。菅田と稲葉のアクロバットは衣装の長い裾が2人の動きを追いかけるようにひらひらとはためく美しさが目を奪った。

 続いて披露された新たなオリジナル曲「KISS‘N’DOL」は危険な予感さえするようなセクシーで激しいダンスナンバー。解いたネクタイを首に掛け、スーツでシックに決めた姿は人々のハートを盗む怪盗のようにも映る。橋本は小指を唇に当てながら〈KISS‘N’DOL〉と囁いて会場を湧かせた。川﨑が高く舞うアクロバットや全員でのジャケットプレイも盛り込み、B&ZAIの武器が存分に詰まった新曲だった。

 MCでは結成1周年を記念した地上波特別番組『ナニワでバンザイ!自分トリセツ2.0』(ABCテレビ)が3月8日より4週連続で放送されることが発表された。今回の番組は彼らにとって未だ馴染みのない大阪で、今まで持っていた自分の得意分野やキャラクターなどといった“取扱説明書”を2.0にアップグレードするという企画。地上波での放送は関西限定となるが、TVerでの見逃し配信やTERASAでの未公開映像を含めた配信もあり、全国のBaetZ(B&ZAIのファンネーム)が楽しめる番組となっている。菅田が「これは“かくせん”していいですからね!」と“拡散”を言い間違えると、すかさず矢花が「毛穴詰まりじゃねえよ!」とツッコミを繰り出し笑いをかっさらった。また本髙は「今日はたくさん取材も入っていただいて、もしかしたら皆さんの顔もちょっと写っちゃったりするかもしれませんが……皆綺麗だから大丈夫だね」とさりげなく甘い一言を零した。

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