Sun Life、Live House Aquarium、after sns、Timami、tuduri……【TuneCore Japan コラボ】次世代アーティスト紹介 Vol.1
「誰でも」世界中(185ヵ国以上)の配信ストア・プラットフォームへ配信できる、ディストリビューションサービスを展開しているTuneCore Japan。同社とリアルサウンドがコラボレーションし、インディペンデントアーティストの楽曲プロモーションをサポートする企画「MEDIA NETWORK」が始動した。本企画では、注目すべき次世代アーティストたちの独自性や魅力について、より音楽的な視点からレビューしていく。
今回は、Sun Life「Fallin' (feat. Snail Ailey)」、Live House Aquarium「Diver」、after sns「rain drop」、Timami「Can't you see」、tuduri,Kiwy「Mood」の5作品をピックアップした。(編集部)
Sun Life「Fallin' (feat. Snail Ailey)」
「淡々としている」とも表現し得る平熱のトーンで韻を重ねることによって諦念、孤独、未練、焦燥を浮き彫りにしているのが独特。広島県出身で、現在は拠点を東京に移したSun Lifeの視点で、都会での生活のなかで抱く想いを浮き彫りにしているのを感じる。Snail Aileyの客演によって、曲に刻まれた物語に一際の奥行きが生まれているのも聴きどころ。ライミングやビートの探求を果てしなく楽しむこともできるが、ストリートのリアルをスケッチするドキュメンタリーとしての性質も帯びているのがヒップホップミュージック。Sun Lifeと同じように都市の片隅で暮らしているリスナーは、抱えている漠然とした感覚に鮮やかな輪郭を与えられたような気がする曲だと思う。
アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists/sunlife
配信リンク:https://linkco.re/uh6pppqU?lang=ja
Live House Aquarium「Diver」
4人のメンバーによるVTuber音楽グループ・Live House Aquarium。「Diver」は全体的にメランコリックなトーンで仕上げられているが、不思議と仄かに温かい。R&B、アシッドジャズ的な風味の狭間で、時折シューゲイザーのようなギターサウンドが唸りを上げる。たくさんの人が行き交い、華やかなもので溢れているからこそ、居住者に孤独を突きつける面もある都市生活を自ずとイメージさせる曲だ。〈憧れていたシンボルはビルの陰に隠れて〉が生々しい。膨らみ続ける虚無感をひたすら描写した末に迎えるエンディングは、さまざまな解釈が成り立つだろう。ふと見つめた足元に見出したのは希望か絶望か? リスナー各々なりの結論を導き出せる余白がある。
アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists?id=1015714
配信リンク:https://linkco.re/fSv5yn5X?lang=ja
after sns「rain drop」
メロラップ/R&Bユニット・after sns。生命が続く限りゴールに辿り着くことのない人生のなかで絶えずつきまとう迷い、満たされなさを描きつつも、理想を静かに滲ませている。絶望と諦念を執拗に誘う現実が押し寄せたとしても失いたくないものを描くこの曲は、after snsのセルフポートレイトなのだと思うが、耳を傾けるリスナーの心を鼓舞するエールにもなっている。そして、鳴り響くビートが、とても味わい深い。効果的に配置、編集されているシンセサイザーの音像が、独特な躍動感を醸し出している。残響をカットして生む一瞬の間が艶めかしい。打楽器の音色を駆使するのとはまた別のビート感に繋がっている点に、ぜひ注目してほしい。
アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists/after-sns
配信リンク:https://linkco.re/EvtxSvNb?lang=ja
Timami「Can't you see」
ダンス&ボーカルグループ X4のメンバーだった「T-MAX」。シンガーソングライターとして活動している彼の現在の名義が「Timami」。ライトバンが走り抜けて行くアートワークの写真は、この曲のなかに広がっている世界と完全に地続きだと、多くのリスナーが感じるはず。穏やかなテンポ、繰り返される〈Can't you see〉が、真夜中のドライブで眺める風景、窓の隙間から車内に吹き込む風、ひんやりしつつも心地よい空気をイメージさせる。部屋で耳を傾けるのも気持ちいいが、外出して浸るひと時も積極的に作りたくなる曲だ。ドライブミュージックに最適なのはもちろん、真夜中の散歩のBGMとして聴いても、最高の時間を作り上げてくれると思う。
アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists/Timami?lang=ja
配信リンク:https://linkco.re/fDAP1Fy9?lang=ja
tuduri, Kiwy「Mood」
新潟県出身のシンガーソングライター・tuduri。トラックメイカー・Kiwyがサウンドプロデュースを手掛けた「Mood」は、ジャージークラブ、UKガラージ辺りを彷彿とさせるフロアユースな風味を漂わせている。適度なテンポでステップを踏んでいる内に着々とトランス状態へと至る洗練されたダンスサウンドだ。オートチューンで彩られたボーカルによって表現されているのは、いつの間にか自分の胸中に堆積した違和感、閉塞感とまっすぐ向き合った末に見出す光明。tuduri自身が体験した葛藤と心の蘇生のプロセスが刻まれているのだろう。長いトンネルのなかで現れる光の点が徐々に広がっていくかのような感覚を噛み締めさせてくれる。
アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists/tuduri
配信リンク:https://linkco.re/60GqU1BG?lang=ja
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