Snow Man「悪戯な天使」「嫉妬ガール」「BOOST」……『音故知新』収録曲に表れる“らしさ”を紐解く

DECO*27提供「嫉妬ガール」の面白さ、『Mステ』では「悪戯な天使」「カリスマックス」を披露

 そんな「悪戯な天使」とは対象的なのは、「嫉妬ガール」だ。速いBPMに乗せて、疾走感ある力強いサウンドとポップなメロディが展開される。メロディラインも音程が激しく上下するパートが多く、音数も多い。まさにDECO*27らしい楽曲と言える。耳に入ってくる特徴的な歌詞も相まって、アニメソングやVOCALOID楽曲のような雰囲気も印象的だ。

 この2曲はこれまでに公開されている「TRUE LOVE」や「BOOST」と比べても、また違った色を持つ楽曲である。しかし、どの曲を聴いても“Snow Manらしい”と感じられるのは、これまでも多種多様な楽曲を歌ってきた9人だからこそだろう。

 ちなみに、10月24日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では、「悪戯な天使」と「カリスマックス」を披露する予定だ。「カリスマックス」は1990年代〜2000年代に一世を風靡したパラパラに、現代的なダンスサウンドやラップテイストを取り入れた楽曲。「悪戯な天使」とのギャップも大きいゆえに、Snow Manの多面性やパフォーマンスの振り幅の大きさも見られるのではないだろうか。

 バラードからトンチキソングまで、さまざまな楽曲を世に放ち続けるSnow Man。彼らは“Snow Man”という音楽ジャンルを築きつつある。『音故知新』では、その“Snow Man”を存分に感じられるはずだ。アルバムの発売が待ち遠しい。

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