超特急の2025年は“夢”へ続く道「大きな一歩が踏み出せた」 『ZOZOFES』開催直前――ステージに懸ける想い
超特急が10月12日、13日に開催される『ZOZOFES』に出演する。この開催を前に、超特急とZOZOTOWNがコラボレーションしたアイテムを発売。そのコラボアイテムの撮影現場にリアルサウンドは潜入し、メンバーへインタビューを行った。自分たちのライブのみならず、さまざまなイベントに多く出演する今、超特急はステージにどのような想いを懸けているのか。『ZOZOFES』出演への意気込みはもちろん、2025年の活動、そして来年2026年に迎える結成15周年に向けて、カイ、リョウガ、ユーキ、タカシ、シューヤ、マサヒロに話を聞いた。(編集部)
全力で僕たちのエンターテインメントをしたい(ユーキ)
――超特急は、Ryosuke Yamadaさん、HANAさんが出演する『ZOZOFES』1日目に出演されます。まずは意気込みを聞かせてください。
ユーキ:2組ともしっかり共演するのは初めて。今をときめく皆様と肩を並べてライブができることをとても光栄に思っていますし、2組のファンの方々もいらっしゃると思うのですが、会場全体を超特急色に染められるように、全力で僕たちのエンターテインメントをしたいと思っています。
――自分たちの単独ライブと、今回の『ZOZOFES』のように複数のアーティストが集まるイベント。パフォーマンスをするうえではどのような違いがありますか?
カイ:こういった自分たち主催のライブじゃないイベントやフェスは、僕たちを知らない方も多いし、初めて観たという方がほとんどになる可能性も高い。そういった方たちにはもちろんお目当てのアーティストさんがいると思いますが、このフェスを盛り上げるという意味では皆さん仲間なので、「この時間はみんなで一緒に楽しもうよ」という思いで、自分たちのライブをやるようにしています。
――超特急がフェスやイベントに出演したあと、SNSに「超特急初めて観たけど楽しかった」というコメントをよく見かけます。
リョウガ:うれしいですね。
カイ:実際に、フェスきっかけで超特急を好きになったという方もかなりいらっしゃって。フェスやイベントをきっかけに、超特急のツアーにきてくれたりするんですよ。僕たちはずっとライブで育ってきたグループなので、今回の『ZOZOFES』も、見た方が僕たちのツアーに来たくなるような時間にしたいなと思います。
タカシ:ボーカルとして超特急の楽曲のよさを伝えるということは大前提ではあるんですけど、僕たちをというよりも、8号車(ファンの呼称)の皆さんの一体感とかそういうものに圧倒されて超特急をもっと好きになってくださったり、超特急に興味を持ってくださったりする方がとても多い印象があるので、僕たちを応援してくださっている8号車の皆さんにも注目していただけると、より超特急のライブの楽しさやよさが伝わるんじゃないかなと思います。
シューヤ:フェスやイベントでは、僕たちのことを知らない方でも盛り上がりやすいように、一緒に声を出して楽しんだり、一緒に踊ったりできるような楽曲を織り交ぜています。初めて観た方でも超特急のライブに入り込めるようなライブ作りというのは、曲のセレクトから意識していますね。
――『ZOZOFES』の日のセットリストも楽しみですね。
シューヤ:はい。初めて見る方も、一緒に踊ったり、タオルや手をあげたり、なんでもいいのでぜひライブに参加してくれるとうれしいです。
――今回のライブを記念して、ZOZOTOWNとのコラボアイテムも制作されたそうですね。今日の撮影では皆さんが実際に身につけていますが、どんなアイテムなのか教えてください。
カイ:僕が今身につけているのは、スウェットパンツと、腰に巻いているチェックのネルシャルです。タカシが着ているシャツの色違いです。どちらも普段使いしやすいアイテムだなと思いました。僕、お散歩が趣味なんですけど、スウェットパンツで行くことも多いので、これでも行けそうだなと。それに、裏起毛で温かいのでこれからの季節にもちょうどいい。部屋着としてはもちろん、普段着としても着られるし、僕たちはリハ着でもいいし。チェックシャツも、ちょっとヴィンテージっぽい色合いでおしゃれ。「ちょうどチェックシャツ欲しいと思って探していた」という方にもおすすめです。自分たちのグッズでスウェットパンツは出したことがありますけど、さすがにチェックシャツは出したことがなかったので、ぜひ今回チェックしてみてもらえたらうれしいです。
タカシ:僕は今日、靴以外、全身がコラボアイテムです。でもそう思わないくらい自然なアイテムで。ライブで出すアイテム、特に洋服って、そのライブでしか着られないというイメージがどうしてもあると思うんですが、このアイテムは普段から着やすいので僕たち超特急のことをより身近に感じてもらえるようなアイテムになっているんじゃないかなと思います。着心地もいいし、着ているだけで心が弾みます。
マサヒロ:僕が着ているTシャツは、着やすいし、カラーバリエーションが9色あるんですよ。推しのメンバーカラーのものを買ってもらうのもいいし、普通に好きなカラーを買ってもらってもいいと思う。半袖なので、これからの季節はジャケットを羽織ったりしてもいいし、誰にでも手を出しやすいアイテムなんじゃないかなと思います。
リョウガ:僕はTシャツとショートパンツを着用しています。ショートパンツは大きめなので、部屋着にしてもいいんじゃないかなって勝手に思っています。
シューヤ:僕が履いているこのパンツは……。
――シューヤさんの履いているそのパンツもコラボアイテムなんですね! 気づきませんでした。
シューヤ:そうなんですよ! こうやってウエスト部分を折ると「BULLET TRAIN」って書いてあって。例えば、お仕事中は隠していて、お仕事が終わった瞬間にペロッと折って推し活するみたいなこともできます。制服やスーツなどの方は難しいかもしれないですけど、私服で働ける方には特にこのパンツは普段から使いやすいと思います。
ユーキ:僕が着ているのはこのタンクトップ。今年は暑いので、残暑のあいだも着やすいし、秋冬にはインナーとして着てもいい。家でリラックスするときに着るウェアとしても使えると思うし、使い方は豊富だなと。今まで僕たちのグッズでは、ロゴがしっかり入っている洋服はあまり出してこなかったので、新しいアイテムとしてぜひ使っていただけたらと思います。
――しかもロゴの入り方もかわいいですよね。
ユーキ:かわいいですよね。だから普段使いしやすいと思います。