BOYNEXTDOOR、驚異の日本語上達スピード! 日本2ndシングル発売記念ショーケース開催「すべての活動が青春」
BOYNEXTDOORが、日本2ndシングル『BOYLIFE』の発売記念ショーケースを8月21日に豊洲PITで開催した。
昨年7月に日本デビューを果たしたBOYNEXTDOORは、初のコンサートツアー『BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1' IN JAPAN』を今年7月に終え、8月3日にはアメリカの音楽フェス『Lollapalooza 2025』に初出演、さらに8月20日に日本2ndシングル『BOYLIFE』をリリースした。今回のショーケースは、約1時間という短い時間ではあったが、グローバルな人気を拡大している彼らのステージとトークを堪能できる、日本のONEDOOR(ファンの呼称)にとって嬉しいカムバックとなった。
ショーケースはライブとトークパートを織り交ぜた構成で進行。ライブでは「I Feel Good (Japanese Ver.)」「Nice Guy (Japanese Ver.)」「Count To Love」の『BOYLIFE』収録の3曲が披露された。開演前には「Count To Love」のかけ声をレクチャーする動画が流れ、ショーケース終盤には会場のONEDOORとのダンス動画の撮影があったこともあり、終始ONEDOORの熱気に、メンバーのパフォーマンスが呼応していく感覚があった。また、司会の古家正亨がONEDOORにBOYNEXTDOORの魅力を尋ねた際に、最初に出たのが「歌」だった。筆者は今回BOYNEXTDOORのライブを初めて観たのだが、6人の激しいフォーメーションダンスを展開しながら、決してブレることのない生歌をメンバー一人ひとりが保っていることに驚きを隠せなかった。
「Count To Love」は、彼らにとって初の日本オリジナルのタイトル曲。バンドサウンドと中毒性のあるメロディが耳に残る曲で、数字が随所に登場する歌詞がユーモラスなラブソングだ。MVは恋愛リアリティ番組のMCになったBOYNEXTDOORが、画面越しでギクシャクする恋人たちをモニタリングしてリアクションする様子を描いた内容となっており、日本の俳優・板垣李光人が出演している。
撮影を通じて「お兄ちゃん」「李光人ちゃん」と呼ぶようになったと嬉しそうに語る、WOONHAKをはじめとしたメンバーたち。板垣はBOYNEXTDOORのコンサートも観にきてくれたという。しかし、MVには板垣に心奪われるONEDOORのコメントが多くついていたことから、特にJAEHYUNは「李光人お兄ちゃんがかっこいいのは認めますけど、ダメですよ! 心が痛いですよ! 羨ましかったんですよ!」と嫉妬心を剥き出しにする。そんなJAEHYUNに向けて、ONEDOORが「かっこいい!」と叫ぶと、JAEHYUNはまんざらでもなさそうな表情でニヒルに広角を上げ、微笑んでいた。
また、ショーケースのなかで何度も話題に挙がっていたのが、メンバーの日本語の上達スピード。『Lollapalooza 2025』出演時のトークで、WOONHAKがしどろもどろになり、「まだ日本語が上手じゃないですね!」と自虐的に叫ぶ一幕もあったが、イベント中は全編日本語で進行しており、ほぼ通訳の出番はなかったと言っていい。メンバーのお気に入りなのか、「あざますっ!」という言葉を繰り返し使っていたのが微笑ましかった。
今作『BOYLIFE』は、青春の日常を描いたシングル。WOONHAKは「僕はすべての活動が青春だと思っている」と語ってもいた。BOYNEXTDOORとONEDOORの青春はこれからも続いていく。