目黒蓮の活躍が止まらない。

　Snow Manのメンバーとしてはもちろん、さまざまなジャンルに活躍の幅を広げている目黒。たとえば、昨今俳優としてもますます存在感を増しており、今年2月には主演映画である劇場版『トリリオンゲーム』、2026年2月には浜辺美波とW主演を務める映画『ほどなく、お別れです』がそれぞれ公開されるなど、順調にキャリアを築いている。2022年のドラマ『silent』（フジテレビ系）をはじめ、数々のヒット作に欠かせない俳優になりつつあると言っても過言ではないだろう。

　そして、活躍がさらに可視化されてきている活動がモデル業ではないだろうか。2024年以降は、“モデル・目黒蓮”としてもとりわけ注目を集めている。8月1日に発売された『VOGUE JAPAN』2025年9月号（コンデナスト･ジャパン）の表紙には、目黒が単独で登場。カバーストーリーではFENDI（フェンディ）の洋服を纏って、さまざまなルックを見せている。

　ちなみに、ファッション業界において、雑誌の9月号はとても重要視されている号だ。9月は季節の変わり目であり、秋冬に向けて新しい服を購入する人々が多いため、その月を冠した号はトレンド情報や各ブランドの製品リリース情報など、多様な企画を盛り込んでいることが通例なのだ。自ずとページ数も多くなり、話題になる表紙を作ろうと各誌力を入れるのだそう（※1）。もちろん、『VOGUE JAPAN』も例外ではない。そんな9月号の表紙を飾る目黒は、ファッション業界からも熱視線を集めている人物と言えるだろう。

　そして、目黒自身もファッションへのアンテナがさらに高まっているように感じる。『VOGUE JAPAN』WEB限定で10問10答が公開されているのだが、「忘れられない出会いは？」という問いには「フェンディとの出会い」、「ヘビロテしているアイテムは？」という問いには「フェンディのニット帽。バッグは、フェンディのピーカブー、バゲット」と、フェンディ愛を語っているのだ（※1）。というのも、目黒は2024年にFENDIのジャパンブランドアンバサダーに就任。そして、2025年にはグローバル メンズウェア アンバサダーとしてメゾン創業100周年、日本上陸60周年を迎える2025年春夏メンズコレクションのグローバル広告に登場した。グローバル広告キャンペーンのモデルに日本人が起用されるのは初めてのことで、モデルとして大きなステップアップを果たしたこととなる。

　さらに目黒は、今年6月からはメガネブランド・Zoffのグローバルブランドアンバサダーに就任。広告や等身大パネル、テレビCMなどに出演し、街中を彩っている。さらに、アパレルだけではなく4月には「ネピア プレミアムソフト」シリーズのイメージキャラクターや、「キッコーマンしょうゆ」の新CMキャラクターにも起用されている。消費者の日常に寄り添うという役割も全うしているのだ。

　こうして着実に活躍の幅を広げている目黒。しかも、どの分野においてもしっかり成果を出しているのはさすがのひとことである。それも彼の努力の賜物だろう。目黒の躍進は、まだまだ止まることはなさそうだ。

※1：https://glamobserver.com/why-the-september-issue-is-the-most-important/
※2：https://www.vogue.co.jp/article/2025-september-cover-story-ren-meguro-fendi