日本のボーイズグループが世界で活躍するために必要なもの ONE OR EIGHTが語る、“突き詰める”という挑戦

グローバル展開を前に感じていた不安が解消されるまで

TAKERU

ーーこれもまた、皆さんにとっていい経験になっていそうです。ONE OR EIGHTは結成当初からグローバル展開をすることが決まっていましたが、それについてはどう感じていたのでしょうか。

YUGA:今でこそいろんな国を回って文化に触れながら活動できていることが楽しく感じられていますが、正直、最初は不安しかありませんでした。

SOUMA:そもそものところで、僕たちはオーディションが終わった後に育成期間が1年間あったんですね。その間に忘れられてしまうんじゃないかという不安もありました。「KAWASAKI」をYouTubeに投稿する前は特にそうでしたね。でも、さまざまな国の方からコメントをいただけたことが自信につながったり、活動の糧になったりして、その不安も徐々に消えていきました。

REIA:『STAGE ZERO』でも自信をもらったので、チーム全体の士気が上がっていきました。

SOUMA:ミーティングも週1くらいで行なって、メンバー同士の絆も深めて。

REIA:忙しい時はホテルのロビーでやったりしたよね(笑)。

MIZUKI

ーー目立ちますね(笑)!

TAKERU:髪色も派手だったので、相当目立っていたと思います(笑)。

REIA:ホテルの駐車場でダンスの構成を作ったこともあったよね。次の日までに作らなくてはいけなくて、でもスタジオがないので「もうここでやるしかない」って。やりながらちょっと笑っちゃったよね。「僕たち何やってるんだろう」って(笑)。

RYOTA:あったなー!

ーーそれだけ1ステージごとに真剣だったわけですね。では、そんな皆さんの考えを教えてください。皆さんから見て、海外で成功するために必要なものは何だと思いますか?

NEO:僕たち自身、まだ挑戦の途中でいろいろ模索しているところなのですが、一番大事なのは「軸をぶらさずに、各地域に寄り添ったパフォーマンスをすること」だと思っています。僕たちは「BET ON YOURSELF」=挑戦、という目標を掲げているので、各々自分なりの挑戦をしてくのが軸、ですね。それにプラスして、韓国だったら揃える美しさ、アメリカや南米だったらお客さんの熱量に飲まれないパフォーマンスなど、地域に応じて臨機応変な対応をすることでグローバルなアーティストになれるんじゃないかと思っています。

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