East Of Eden、MINA加入で開く新たな扉 初アルバム『The First Eden - Seeds Of Hope』で貫く攻めの姿勢

トライ&エラーを繰り返したEast Of Edenの新しい扉

――今作は新たな側面だけでなく、従来のEast Of Edenらしさが詰まったMaoさん作曲、湊さん作詞の「Breaker」もあれば、Elements Gardenと初めてコラボした「Red Line」のような“エレガらしいドラマチックさ”と“East Of Edenならではのダイナミックさ”が融合した楽曲もあり、全体的なバランス感にも優れている。ラストの「IKIZAMA」も新鮮さとらしさが凝縮されたキラーチューンですし。

Ayasa:実はMEGさんチームに制作をお願いして、最初に上がってきたのが「IKIZAMA」だったんです。この曲に対してみんなのテンションが上がって。メンバー全員が同じテンションで「これはいい!」「すごい!」と絶賛することってなかなかないことなので、この一曲でMEGさんチームに対しての信頼度は爆上がりして、結果として3曲お願いすることになりました。

MIZUKI:サウンド感が今までとは全然違っていて。このラウド感を自分たちがモノにできたら最高にかっこいいだろうなと思ったんです。

East Of Eden / IKIZAMA (Music Video)

――なるほど。East Of Edenがもう一歩先に前進するためには、この曲を入り口したらさらにファン層も拡大するかもしれませんよね。CD通常盤には、ライブでお馴染みのインストナンバー「YELLOW CARD」が追加収録されています。

MIZUKI:ついに音源化されました!

――これまでライブでのみ披露してきたお楽しみの一曲でしたが、レコーディングに際していろいろ手が加えられていますね。

MIZUKI:「ドラムソロはライブにきて聴いてください!」という意味も込めて、ソロパートをカットしてキュッとさせました。

――これだけバラエティに富んだ楽曲が加わったことで、3月15日からスタートする全国ツアー『East Of Eden Spring Tour 2025 〜Seeds Of Hope〜』がより楽しみになりました。今回は国内のみならず、上海公演も含まれていますよね。

Ayasa:たまたま中国からライブのお話をいただきまして、タイミング的にもツアーの流れで行けそうだったので決定しました。アニソンの影響で中国の方たちは激しい曲が好きだと思いがちだけど、本来の国民性としては、もう少しゆったりとしたテンポの音楽が好まれていると聞きまして。なので、このフルアルバムが完成したタイミングに行けることは、ちょうどよかったなと思うんです。ミディアムナンバーもあれば激しくて速い曲もあるから、どちらかも刺さるんじゃないかなと。そこで日本とはまた違った反応が返ってくると思うので、今からすごく楽しみです。

――1stアルバムリリースや全国ツアー、上海公演、『JAPAN JAM 2025』出演のほか、5月1日には中森明菜さんのトリビュートアルバム『中森明菜 Tribute Album“明響”』への参加も決まっています。

Ayasa:まだカバーする曲は決まっていないんですけど(取材は2月下旬に実施)、East Of Edenはカバーというものを一度もやってきていなかったので、楽しみです。特に今回のアルバムには「Darkside Lotus」を収録したじゃないですか。そもそもpredia(湊がかつて在籍していたアイドルグループ)はちょっと歌謡曲っぽいところがありましたし、意図せずしてあかね氏のルーツ的なところを立て続けにお見せできるのはすごくいい流れだなと思って。East Of Edenのことを知らない人からしたら「なんで中森明菜なの?」と思うかもしれないけど、よくよくたどっていくと点と点がつながるんじゃないかと思うんです。なので、中森明菜さんのトリビュートアルバムで私たちを知った方にはぜひ「Darkside Lotus」にたどり着いてほしいです。

湊:私のファンの方のなかには、中森明菜さんを好きな世代も多いんです。なので、このニュースが出た時は、「今まででいちばん嬉しい!」と喜んでくださっていたんですけど……「おいおい、いちばんってどういうことだよ?」と(笑)。

――(笑)。新体制として新たな活動が目白押しですが、その“さらに先”ってどこまでイメージできていますか?

Ayasa:今回いろんな作家さんに曲を書いていただきましたが、作家さんごとに主張も違いますし、私たちの向き合い方も毎回変えていったりと勉強の期間になりました。それこそ新たなインプットも多かったですし、「Darkside Lotus」でのあかね氏の歌唱方法みたいなアウトプットもありましたし。なんなら想像もしていなかった壁にぶち当たって、その都度トライ&エラーも繰り返してきました。あと、スケジュールの都合で今回の制作ではご一緒できなかった作家さんもまだまだいらっしゃるので、そういう方々とのコラボレーションも今後積極的に行っていきたいですし、それによってさらに新しい扉も開いていきたい。もちろん、今回ご一緒した皆さんとも末長くご一緒したいと思っているので、今あるものを守りながら、どんどん新しいことにも挑戦していきたいです。

■リリース情報
アルバム『The First Eden - Seeds Of Hope』
発売中

配信URL:https://eoe.lnk.to/TheFirstEdenLY

通常盤(CD)
・品番:WPCL-13628/価格:3,300円(税抜3,000円)
・収録内容:CD

01. Shooting Star
02. Breaker
03. Darkside Lotus
04. I don't say goodbye
05. Don't Look Back
06. Unapologetic Freedom
07. Doesn't Matter
08. Noise-Canceling
09. Red Line
10. IKIZAMA
11. YELLOW CARD ※通常盤のみ収録/配信なし

初回限定盤A(CD+Blu-ray)
・品番:WPZL-32185-6/価格:8,250円(税抜7,500円)

初回限定盤B(CD+DVD)
・品番:WPZL-32187-8/価格:8,250円(税抜7,500円)

収録内容(CD/初回限定盤A・B共通)
01. Shooting Star
02. Breaker
03. Darkside Lotus
04. I don't say goodbye
05. Don't Look Back
06. Unapologetic Freedom
07. Doesn't Matter
08. Noise-Canceling
09. Red Line
10. IKIZAMA

Blu-ray / DVD
・「Shooting Star」MV
・MVビハインド・ザ・シーン
・5人分のMVソロバージョン

WMS限定豪華盤(CD+グッズ+Tシャツ<サイズL/XL>)
サイズL(品番:WPCL-60084)/サイズXL(品番:WPCL-60085)
・価格:10,450円(税抜:9,500円)
・収録内容:通常盤CD、アクリルスタンド、Tシャツ(LもしくはXL)

■ツアー情報
『East Of Eden Spring Tour 2025 〜 Seeds Of Hope 〜』
3月15日(土)Zepp Nagoya(愛知)
OPEN 17:00/START 18:00

3月16日(日)Zepp Namba(大阪)
OPEN 17:00/START 18:00

3月19日(水)Zepp DiverCity(東京)
OPEN 18:00/START 19:00

3月20日(木・祝)Zepp DiverCity(東京)
OPEN 17:00/START 18:00

3月29日(土)バンダイナムコ上海文化センタードリームホール(中国・上海)
OPEN 18:00/START 19:00

<チケット>
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/eastofeden2025/
ローチケ:https://l-tike.com/eastofeden/
e+:https://eplus.jp/east-of-eden/

East Of Eden オフィシャルサイト:https://fan.pia.jp/east_of_eden_official/
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