特に筆者がおすすめしたいのは、2023年5月19日に投稿された動画「【SixTONES】「９マス鬼ごっこ」青ジャージにハズレなし!!」である。9マス鬼ごっことは、9個のマスを掛け声を合図に縦、横、斜めに1マス移動して、鬼と同じマスに入らないようにするという遊び。約20分の動画には、メンバー全員で交代しながら鬼を務め、その度に大爆笑している様子が映し出されている。しかも、この収録は1時間以上行ったのだそう。これに対して田中は「アラサーの男性が一心不乱に9マスのゲームやってる」「ヤバくない？」、京本は「体感20分くらい」とコメント。それを聞き、他のメンバーも笑っている姿は見ていて微笑ましい。

　「体を張る」ということは、もちろん仲の良さ、チームワークの良さも必要不可欠で、それが健在なのがSixTONESの良いところ。彼らの仲の良さは、個人仕事の際にも話題になることが多い。例えば、松村は先日『2024年 第98回キネマ旬報ベスト・テン』の主演男優賞を受賞した場で、2つの居場所でもあるアイドルと俳優、それぞれの違いについて聞かれた際「アイドルグループは人生を懸けて一生を共にするっていう想いのもと集まっていて、すごく自分っていうものがパーセンテージとしては多いなって感じます」とコメント（※1）。SixTONESというグループへのアツい想いがファンを中心に話題となった。

　このようなことから、本人たち自身が楽しみながらその場を盛り上げ、メンバーのチームワークも並々ならぬSixTONESが、6人全員で『ザ！鉄腕！DASH!!』に出演することには非常に納得できる。外来種を捕獲するという難しいミッションを、きっと彼らなら笑顔で自分たちなりの楽しみを見つけながら乗りこなしてくれるのではないか。そう期待してやまない。

※1：https://mdpr.jp/cinema/detail/4502223