草彅剛、いつまでも変わらない少年らしさ 2025年も続いていく“お気楽”モードを紐解く
2025年の草彅も“お気楽”モードは健在。むしろ誰もが先の見えないこんな時代だからこそ、より柔軟に目の前のことを一つひとつ積み重ねていくことが大事なのかもしれないと、彼の言葉を噛みしめる。
近況を語った雑誌『JUNON』2025年 3・4月合併号(主婦と生活社)では、大好きなヴィンテージデニムについてまとめた本『STAY BRAVE BOOK』を約一年かけてコツコツと書き上げた話や「1日5分の片付ける習慣」を続けていることなど、殊勝な心がけを披露。かと思えば、ナッツの持つパワーを感じ「いっぺんに手で握りしめると『俺のこの手のひらは宇宙だ』みたいな気分になるんだよね(笑)」となんともピュアで自由な発想で笑わせてくれるのだ。
そんな草彅の2025年の漢字は“発”。草彅が主演を務め、今年配信予定の『新幹線大爆破』(Netflix)が「出発進行」することに加えて、“発見”、“発展”、“発芽”といった、新しいことが動き出す年にしたいという願いが込められているという。年々、代表作と呼べる作品を生み出している草彅のこと。今年もその才能がますます開花する一年になることを期待したい。
「お気楽」と聞くと、ふわふわとまわりの勢いに流されるように感じられるが、草彅の生き様を見ているとむしろ日々の堅実さがあってこそ肩の力を抜いて楽しめる余裕のことを言うのではないかと思えてくる。そんな気づきを、クスッとさせられるテンションで伝えてくれる草彅の言葉に、これからも元気をもらい続けることになりそうだ。