沖縄アクターズスクールが再始動して送り出す、13歳の才能・Neil 規格外のダンスと歌の根源を探る

小学5年生の時に作った楽曲は「心のなかにある沖縄の宝を歌いたいなと思って」

――そして、先ほどお話にもあがった「君と」。小学5年生の時に作った曲ということですが、当時どのような思いを込めて作ったのでしょうか

Neil:沖縄の海とか砂浜は、すごくきれいなんですよ。そういう景色や家族、心のなかにある沖縄の宝を歌いたいなと思って作りました。

――やはり沖縄に住んでいるということや、沖縄出身であるということは、音楽制作のインスピレーションのもとになっていると思いますか?

Neil:思います。沖縄ってやっぱり自然がいっぱいたくさんあるし。森の葉っぱが揺れている音を聞いて「山がしゃべっている」と表現したり、海の波の音を「海がしゃべっている」と表現できたりするじゃないですか。そういう意味では、やっぱり沖縄の自然はすごくインスピレーションのもとになっているんだろうなと思います。でも……曲を作るには、まだ子どもだから語彙力もないし、いろんな経験もしないといけないと思う。まだまだ未熟ですね。

――レコーディングはいかがでしたか?

Neil:レコーディングはすごく楽しかった! この曲は宅見将典さんという方がサウンドプロデュースしてくださったんですが、ピアノとコーラスのレコーディングを宅見さんのお家でやったんです。自宅なのにいろんな機材があって。グラミー賞のトロフィーも飾られていてすごかった! レコーディングの時はいろいろ指導もしてくださって。おかげですごくいい作品になったと思います。

――具体的にどんな指導をしてもらったのか、印象的なものがあれば教えてください。

Neil:この曲では全部の楽器を僕が演奏しているんですけど、その時にベースの演奏についていろいろと指導してくださいました。

――えっ、全部の楽器の演奏を?

Neil:はい。ドラムもNeilが叩いています。

――ドラムももともと叩けたんですか?

Neil:今回をきっかけに始めました。ウクレレのアレンジだけは自分でやりましたけど、ほかの楽器はアレンジも宅見さんが考えてくださって。だから本当に勉強になったし、すごく楽しいレコーディングでした。

――作詞作曲だけでなく、ドラムにまで挑戦した本作。『HAPPY BOX』というタイトルに込めた思いを教えてください。

Neil:この5曲を作るなかで、いろんな人と関わったし、いろんな勉強もさせていただいて。その時間がすべてNeilにとってはハッピーだったし、聴いた人にもハッピーになってほしいという思いで『HAPPY BOX』というタイトルにしました。でも、今はもう新しい曲をレコーディングしたいです。

――それは今作でいろんな曲に挑戦して、成長を感じたから?

Neil:楽しかったから。成長は……感じてるのかな? わからないけど……体重が増えました!

――リアルな体の成長を(笑)。

Neil:はい、成長しています(笑)。

――アーティストとして今後の目標や、「こうなっていきたい」という理想像があれば教えてください。

Neil:「日本の音楽ってすごいんだよ」と伝えられるようなアーティストになりたいです。

――ということは、海外での活躍も視野に?

Neil:はい。海外でも頑張ってみたいです!

■リリース情報
1st Mini Album『HAPPY BOX』
発売中

配信URL:https://Neil.lnk.to/HappyBoxAY

WPCL-13618/1,650円(税込)

<収録内容>
01. Someday
02. Still
03. Superstar
04. Won’t You Stay
05. 君と

Neil オフィシャルサイト:https://neil.o-actors.com
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