大橋和也、末澤誠也ら関西勢の歌唱力に注目 『ベストヒット歌謡祭』コラボステージへの期待

パワフルなハイトーンボイスの末澤誠也

 今年5月にCDデビューしたAぇ! group。歌やダンスはもちろん、バンドでのパフォーマンスもやってのけるオールラウンドなグループで、3月に開催された単独イベント『Aッ倒的ファン大感謝祭 in 京セラドーム大阪 〜みんなホンマにありがとう〜』では、デビュー前にもかかわらず10万人を動員し、人気の高さを窺わせた。

 センターとしてグループを支える末澤の歌の特徴は、澄み渡るようなハイトーンボイス。ブレることなくスパッと音を当てつつ、苦しさを一切感じさせない澱みのなさが気持ちよく、数々の楽曲でその歌唱力の高さを示してきた。

Aぇ! group「PRIDE」(関西ジャニーズJr. LIVE 2021-2022 THE BEGINNING~狼煙~)

 末澤の歌声を確かめるなら、ジュニア時代からの代表曲「PRIDE」は外せない。テンポが速く音の上下も激しい楽曲だが、彼は伸びやかかつパワフルに歌いのける。ラスサビ前のキーが上がる瞬間のロングトーンは必見で、ほとばしるような情熱的な歌声は鳥肌ものだ。さらに1stシングル『《A》BEGINNING』初回限定盤B収録の「WANT!!」のような可愛らしい楽曲までキラキラ満載で魅せるのだから凄まじい。

 今回披露する「世界が終るまでは...」はロックバラードの名曲であり、末澤との相性は抜群なのではないかと思う。FANTASTICSではパフォーマーとして活躍する佐藤と澤本とともにどのような化学反応を見せるのか楽しみだ。

優しくも情熱を感じさせる歌声の小島健

 もちろん、小島の存在も欠かせない。とにかく楽しめるステージを作り上げているのが小島だ。ライブではバラエティコーナーを担当したり、スパンコールの着物衣装を身につけて「コジケンサンバ」を盛大に披露したりと、自慢のユーモアで観客を沸かせてきた。

Aぇ! group「Gotta Be」Official Music Video - Streaming Ver. -

 しかし、そんな小島もAぇ! groupの2ndシングル表題曲「Gotta Be」のようにパッショナブルな表情でロックナンバーを歌い上げる一面を持っている。優しさの中にぶれない芯を感じさせる歌声で、新曲のたびにめきめきと歌唱力が高まってきているという声も多い。

 ポルノグラフィティのボーカル・岡野昭仁の持つ独特の厚い声質やアップテンポな曲調の「アポロ」を、小島がどう表現するのか。コーナーの中でも最多人数でのコラボで挑むパフォーマンスも、“kozzy style”で大いに盛り上げてくれるだろう。

 放送当日は、『BIRTH SONG メドレー』以外にも注目の企画が目白押しだ。同じ関西出身として高め合ってきたなにわ男子とAぇ! groupはその夜、CDデビュー後地上波初のコラボを実現。Lil かんさい、AmBitious、Boys beとともにジュニア時代から何度も歌ってきた一曲「アホ新世界」を披露し番組を盛り上げる。それぞれのグループ活動では見ることのできない、この日限りの特別なパフォーマンスを最高に楽しもう。

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