世が世なら!!!、橋爪優真復帰のZepp Shinjukuで“新挑戦” 倍速、ソロコーナー、カバー…盛り沢山のライブショー
11月1日、6人組ボーイズグループ・世が世なら!!!が、東京・Zepp Shinjukuにて『世が世なら!!! 新挑戦 – NEW SUPER LIVE SHOW -』を行った。
この日のステージ上には提灯とやぐら、和太鼓が設置されており、会場に集まったifif(世が世なら!!!のファンの呼称)はライブのスタートを今か今かと待ちわびていた。オープニングSEが流れると、和太鼓にピンスポットがあたり、上裸の内藤五胤が登場。「世が世なら!!! NEW SUPER LIVE SHOWへようこそ。ifif、後ろに注目だ!」と叫ぶと、客席にメンバーが現れる。黄色い声援が飛ぶ中をすり抜けてステージ上に全員集まると、「世が世なら!!!ソーラン節」でライブがスタート。ソーラン節がバッチリ決まると、橋爪優真が「はじまったぞー! みんな一緒に盛り上がっていこうぜ!」とシャウト。「俺ならやれそうじゃん?(ゴージャスver.)」、「EGUI」で一気に会場を温めていく。一呼吸置いたところでDance Numberへ。6人それぞれのダンスパフォーマンスで会場を沸かせていった。
ここで改めて自己紹介。大谷篤行、橋爪、添田陵輔、中山清太郎、笠松正斗、内藤の順で自己紹介の口上をしていくのだが、この日は体調不良により活動休止していた橋爪が復帰した一発目のライブだ。客席からは「おかえりー!」という温かな声が飛んでいた。ちなみに、内藤はバキバキの上裸を見せるために2週間糖分を抜いていたそうで、「(やっと)糖分が取れる……」とホッとした声をもらしていた。さらに、黄色と黒の新衣装についても言及が。左側が立ち入り禁止マーク、右側に「KEEP OUT」と書かれており、「これ以上俺らに近づいちゃうと危険だぞ」という意味が込められているというエピソードも飛び出した。
続いては「倍速コーナー」。「無理無理無理」、「ウオー!サオー!」、「Nyokki」を倍速で一気に披露していく。ワチャワチャしつつもきちんとパフォーマンスが成立しているのは流石だ。賑やかに3曲を披露し終わると、ステージ上にはキーボードと6本のマイクスタンドがスタンバイされる。「たりないぶんはキスをして(ピアノバラードver.)」をしっとりと歌い上げ、ギャップを見せた。
新しいことに挑戦していくコンセプトである同公演。今までにない姿を見せてきた彼らの次なる新挑戦は、「ソロコーナー」だ。まずは内藤。「俺は真のアニメオタクなんだぞって皆さんに知ってほしい」と、会場VS内藤で「アニソンイントロクイズ」を行い、トップバッターとして盛り上げていく。続く中山がヒューマンビートボックスでクールなパフォーマンスをし、添田にバトンを繋ぐ。添田はハットにコートという渋い出で立ちで登場するも、「聞いてください。『崖の上のポニョ』」とハットとコートを脱ぎ去る。するとフリフリの赤いトップスとショートパンツという破壊力抜群の衣装で「崖の上のポニョ」を歌い出す。さらに、沸きに沸く客席に降りるというファンサービスも行い、大いに盛り上げていった。そして笠松は幼稚園児に扮して三輪車に乗りながらママに頼まれたおつかい(障害物走)へ、大谷はショートコント、橋爪は学力テストとそれぞれの世界観を繰り広げて、観客を喜ばせた。
橋爪のソロコーナーが終わるやいなや、長ラン×リーゼントという姿でステージに登場するメンバーたち。体操服姿だった橋爪をステージ上で生着替えさせると、「カバーコーナー」がスタート。まずは氣志團の「One Night Carnival」をビシッとキメる。続いて超ときめき♡宣伝部の「すきっ!」をキュートに披露し、最後はモーニング娘。の「LOVEマシーン」。会場も一緒に盛り上がり、一体感を高めていった。