EXILE SHOKICHI、肉を美味しく焼くコツは“リスペクトを持つこと” メンバーも呆れる独自の技を披露
EXILE SHOKICHI(EXILE/EXILE THE SECOND)が企画・監修を務める焼肉フェス『MEAT MANIA JAPAN supported by SUNTORY』が、10月12日、13日にキラナガーデン豊洲で開催されている。初日となる12日の開場前に、SHOKICHIがマスコミ向けの囲み取材に登場した。
『MEAT MANIA JAPAN』は、自ら牛を飼育するほどの芸能界きっての“肉マニア”SHOKICHIが企画・監修した日本全国の焼肉を食べることができるフェス。DAY1では全国から7店舗を厳選し一般向けに焼肉フェスとして開催。DAY2は完全招待制のイベントして、生産者にフォーカスし、食とエンターテインメントの融合をテーマにした1日限りの特別な演出を施す。
開催当日を秋晴れで迎えたSHOKICHIは、「晴れ男パワーを見せることができたんじゃないかなという風に思います」と満面の笑みを浮かべる。開催の経緯については、北海道でレギュラーを務める『出張!Yagien Ballpark』(北海道文化放送)の前身番組『EXILE TRIBE 男旅』で北海道大空町の大橋牧場を訪ねたことがきっかけにある。さらに肉の魅力に目覚めていったSHOKICHIは、北海道発の新しいオリジナルの銘柄牛を作れたら面白いのではないかというアイデアに、「一度きりの人生なので、いろいろチャレンジしてみたい」と思いが合致し、本名の八木将吉にちなんだ「八将牛プロジェクト」がスタートした。
様々な焼肉店、レストラン、そして生産者との出会いから、命のリレーに感動したというSHOKICHIは、八将牛の初出荷と感動を教えてくれた方々への感謝の気持ち、恩返しの形で今回の『MEAT MANIA JAPAN』を開催。「そして、この感動をシェアできたら素晴らしい」とイベント開催への思いを説明した。
仲間と楽しめるBBQスタイルでの実施になったことについては、出身の北海道苫小牧にある名物のドラム缶を加工した焼き台で味わうジンギスカン「しばれ焼き」が自身のバックボーンにあり、アイデアの源になっていると話した。
八将牛は、兵庫県の但馬牛の仔牛を大橋牧場で迎え、現在は15頭を育成中。希少なため、今回はDAY2のみでの提供となる。八将牛の味の特徴をSHOKICHIは、「シャープで、アロマティックで、脂がオリーブオイルぐらいサラッとしていて」と伝えていた。
SHOKICHIの焼肉のこだわりは、雑に焼かずに肉へのリスペクトを持って焼くこと。SHOKICHIには、飛行機が滑走路に接地する瞬間に見立てた「ショウキチTouchdown」という技があるらしく、「肉の自分の脂で慣らしてあげる。挨拶をさせて肉と鉄板を仲良くさせる」「僕は肉を優しくおろしてあげる」とメンバーも呆れているという技をエアで披露していた。
焼肉で許せないのは肉を焦がしてしまうこと。一緒に焼肉に行った後輩メンバーがもし肉を焦がしてしまっていたら説教だと話し、「命とは何かから、エンターテインメントの話に繋げます。そういったところがエンターテインメントの精神に全て繋がってると思うので」と食と音楽との繋がりを語った。
最後にSHOKICHIは、「このイベントを通じて、みんなで食べることの楽しさだったり、命をいただく意味合い、生きるということの素晴らしさ、そういったものをみなさんと共有できたらいいなと思います」とコメントした。
会見終了後には、マスコミ向けの試食会が開かれ、SHOKICHIが実際にロースターの前でショウキチTouchdownを生披露。特注のトングを持ちながら、匠になってくるとトングが自身の手の感覚と一体化していくのだと真剣に話す。「溺れるくらいにタレをつける」ことがポイントだというSHOKICHIは、丁寧に焼いた肉を口の中に頬張ると「美味い!」と何度も連呼し、ガッツポーズを見せていた。
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