SixTONES、待望の冠番組で見たい“らしさ”とは 6人が集まることで生まれる自由気ままな展開
もう1つ考えられるのは、6人だからこそ引き出される、SixTONESの台本通りにはいかない心からのコメントを楽しみにしているという点ではないだろうか。
SixTONESのYouTube企画は、台本通りには進まないことがほとんどだ。最初こそ従うが「ねぇ、もしかしてこれって、こうしたらおもしろいんじゃない?」と誰かが声をあげればゲームのルールだって、旅行のルートだって、急遽変更になることも多い。
先述した「アポなし旅」では、そんな普段とは逆張りで台本通りに車内ゲームで大盛り上がり。また、ロータリーをあえて3周して、後続のスタッフの車を困惑させるというドッキリを仕掛けた際には、これでもかというほどに6人で笑い合って見せていた。
さらに台本にない彼らの魅力が炸裂したのは、先日放送された『第44回全国高等学校クイズ選手権』(日本テレビ系)での振る舞いだ。そこで見せたのは、ただパーソナリティとして高校生たちの活躍ぶりを称賛するのではなく、良き兄貴として高校生たちに寄り添う姿。これには多くの視聴者からSixTONESを讃える声が集まっていたように思える。
これらのことから、SixTONES節とは6人の仲の良さゆえに醸し出される、台本にはない、その場で生まれる笑いなのではないかと考察する。個人でバラエティ番組に出ると、少し澄ましがちな6人だが、6人が集まれば、それぞれが自由気ままにのびのびと輝く。
今回の冠番組でいったいどんな姿を見せてくれるのか、放送が待ちきれない。
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