SixTONES 田中樹、KAT-TUNに見守られながら遂げる成長 年月とともに変化してきた関係性

 SixTONES 田中樹とtimelesz 佐藤勝利がパーソナリティを務めるトークバラエティ番組『あべこべ男子の待つ部屋で』(日本テレビ系)。8月3日放送回には、先輩グループであるKAT-TUNから上田竜也がゲストとして出演した。事務所の先輩をゲストに迎えるのが初ということもあり、序盤は緊張した面持ちだった田中と佐藤。グループ活動におけるアドバイスを受けたり、上田の好物を振る舞ったりとさまざまなおもてなしを経て、リラックスした3人の関係性が見て取れる微笑ましい回となった。

 田中といえば、事務所に所属する以前の幼少期からKAT-TUNのメンバーと親交があったことは、ファンの間でもよく知られている。番組の中でも、上田と田中の関係は先輩と後輩以上に近いような雰囲気を感じさせた。そしてそれは、他のKAT-TUNメンバーにも共通しているようにも窺える。本稿では田中とKAT-TUNメンバーの関係性について深掘りしていきたい。

入所を機に変化した距離感 デビューを勝ち取った田中への労いも

 田中は自身の兄が以前KAT-TUNのメンバーとして活動していたこともあり、事務所入所前からメンバーと交流する機会が多々あったという。『あべこべ男子の待つ部屋で』の番組冒頭から、幼少期の田中が自宅に遊びに来たことがあるという昔話を切り出した上田。「赤子がいるな」とコミカルに当時の田中の印象を振り返り、まさに「友達の弟」という言葉で近しい距離感を表現した。それに対し、当時は幼かったこともあり、上下関係を顧みずフランクに上田に話しかけていたという田中は、事務所に入所して成長し、大人になった今、どのように会話をしていいか探っている、と長い付き合いならではの胸中を打ち明けた。

 続いて上田は、田中の仕草や話し方、性格などについて「この一族はみんなそうなのよ」と佐藤に説明。先輩に対する態度や過去のエピソードなども兄を彷彿とさせ、多くを語らずとも田中の人柄は理解できると話す。その後入所が決まってからは、デビューは兄の活躍関係なく、「自分のパフォーマンスや才能で勝ち取ったものだから」と田中自身の努力を労う言葉も。それを受けて田中も「もう今日良い日だ!」と表情を緩めて喜んでいた。

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