Travis Japanを支える豪華クリエイター陣 7人の実力を活かしきる世界を見据えた作品の数々

Travis Japan - 'Moving Pieces' Music Video
Travis Japan - ‘T.G.I. Friday Night’ Music Video

 一方、サウンド面ではどうだろうか。例えば「Moving Pieces」は、ジャスティン・ビーバーやエド・シーランなど、洋楽シーンを代表する大人気アーティストにも楽曲提供を行う音楽プロデューサーのプーベア(Poo Bear)が書き下ろした。また、デジタルEP『Moving Pieces』収録の「Still on a journey」や「T.G.I. Friday Night」の作曲には、EXILEをはじめとするLDHアーティスト、BoA、SHINee、嵐、Nissy、TWICEなど、国内外数多のアーティストの楽曲を制作してきたプロデューサーのクリスチャン・ファストが携わっていることも押さえておきたい。このように世界を跨いで活躍するクリエイター陣との協働により、Travis Japanの作品は世界に照準を定めた良質な音楽に仕上がっている。

Travis Japan Performs "My Dreamy Hollywood" and Dazzles the Crowd | AGT 2022

 デビュー前からアメリカ・ロサンゼルスにメンバー全員で留学していたTravis Japan。留学時代はまさしく武者修行同様の鍛錬を積みながら、ダンスの世界大会のひとつである『World of Dance Championship Series 2022』出場やアメリカのオーディション番組『America's Got Talent Season 17』準決勝進出の快挙を果たした。デビュー後はグループ初のワールドツアーを控えており、世界に向けて着実にステップアップしている。外部イベントへの出演や歌番組でのダンスコラボ企画での活躍により、Travis Japanはコアなファンでなくとも、従来の事務所のカラーに良い意味で新たな風を吹かせているという印象を抱く人も少なくないだろう。当初こそ留学や全世界デビューという前代未聞の発表に驚きながらも、メンバーを信じてここまで愛情深く応援し続けてきたファンとともに、Travis Japanはこの先どんな躍進を遂げていくのだろう。世界を舞台にした7人の挑戦はこれからも続いていく。

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