JO1、阪神タイガースコラボから見える青春感 部活のようなアツさが心を動かす

 JO1の8thシングル『HITCHHIKER』が、5月29日に発売された。この収録曲「Test Drive」は、2024年シーズンの阪神タイガースの勝利試合後に球場内で実施される特別演出であるVICTORY DISCOとのコラボレーション楽曲。それにともない、4月16日に兵庫県・阪神甲子園球場で開催された阪神タイガース対読売ジャイアンツの試合では、JO1のライブパフォーマンスとファーストピッチセレモニーが行われた。

JO1|'Test Drive' PRACTICE VIDEO (阪神甲子園球場 VER.)

 JO1と阪神タイガースのコラボレーションは、一見すると交わらないと思われるかもしれない。しかし、JO1メンバーの活動にかける想いを知っていくと、両者の相性は抜群であるように思える。

[PROCESS JO1] EP.26 2020→2021 The process of dances till the beginning of “open the door”

 JO1のメンバーは、グループでの活動を「部活」や「青春」という言葉で表現することがある。たとえば、河野純喜。2021年12月24日にJO1の公式YouTubeで配信された「[PROCESS JO1] EP.26 2020→2021 The process of dances till the beginning of “open the door”」にて、「今も十分青春なんですけど、今ほんまに楽しい」「今夢の道に立ってるだけただそれだけなんで、もうなんでも楽しいっす」と語っている。豆原一成は、2023年2月1日に放送された『JO1のオールナイトニッポンX』(ニッポン放送)にて、出演していたドラマの撮影がクランクアップしたことに触れ、「ドラマをやってる期間って、テスト週間みたい」「こっち(JO1)に帰ってきたときの部活感みたいな」ものを感じると話し、それを聞いていた木全翔也は、「久しぶりにみんなに会うの、楽しかったりするもんね。すごいワクワクするもん」と返していた。 学生時代の部活動を思い返すと、キツい練習が続いても、仲間と助け合いながら壁を乗り越えた日々が目に浮かんでくる人も多いのではないだろうか。「ボーイズグループとしてデビューしたい」という夢のもとに集まり、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』を勝ち抜いた11人で結成されたJO1。「Go to the TOP」を掲げ、メンバーと手を取り合いながらトップを目指し続けるJO1としての日々は、彼らにとって青春なのかもしれない。

関連記事