SHINee、16年歩んだ仲間との絆を感じる言葉の数々 深い絆で結ばれたそれぞれの想い
今回の番組は、SHINeeの5人がこれまで築いてきた絆の深さを実感できる内容になっていたように思う。その絆は、彼らが5月26日に韓国で開催した単独コンサート『SHINee WORLD VI [PERFECT ILLUMINATION : SHINee’S BACK]』のMCにも表れていた。
MCでは、久しぶりのステージとなったONEWを気遣うメンバーの姿はもちろん、2017年に亡くなったJONGHYUNへの思いを語る場面も。TAEMINは「재연 (An Encore)」でJONGHYUNのパートを担当し、声が詰まって歌えなくなってしまった場面もあったのだが、その理由についてJONGHYUNのことを想いながら会場の景色を見ていたら感極まってしまったと語っていた。また、KEYはJONGHYUNのことを「個人旅行に行っている彼」と表現していた。そして「いつも一緒にいると信じています」と話し、JONGHYUNも含めてSHINeeであるということを改めて感じさせてくれた。
さらに終演後は、同コンサートを観覧した同事務所の先輩にあたる少女時代のSeoHyun(ソヒョン)がInstagramに「舞台にどれだけ真剣なのか、これまでの情熱と努力がそのまま感じられる最高の公演だった。大切な友達 SHINee、これからもお幸せに」というコメントとともにSHINeeと撮影した写真を投稿。KEYやMINHOらの楽しげな表情からも伝わってくるように、改めて、SHINeeとしての活動がいかに彼らに充実した時間をもたらしているのかを感じさせる写真となっていた。
デビューから16年が経ってもなお、深い絆で結ばれているSHINeeのメンバーたち。その絆があるからこそ、長きにわたってエンターテインメントの最前線で活躍し続けることができるのだろう。しかし、その絆の一部は、KEYとMINHOが話していたようにメンバー同士が努力のうえにあるものだというエピソードも非常に興味深いものだった。どのようなグループも、ありのままの状態で成功することは稀である。パフォーマンスも、メンバー間の関係値も、全員の努力があってこそ成り立っているものだということを踏まえると、グループの活動そのものが非常に尊いものであると思えてくる。
改めて、SHINeeが今日まで続いていることのすごさを実感する。彼らの今後の物語にも、引き続き注目していきたいものである。
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