乃木坂46 阪口珠美、3期生3人目の卒業を発表 始まりも旅立ちも“憧れの先輩”がキーワードに?
乃木坂46 阪口珠美がグループからの卒業を発表した。
3期生としては、大園桃子、そして先日卒業コンサートを開催したばかりの山下美月に続き3人目。35thシングル『チャンスは平等』の活動をもって、7月を目途に卒業する予定であり、同じく卒業を発表した清宮レイと合同で7月15日に行われる配信ミニライブ内にて卒業セレモニーが行われる。6月25日発売の1st写真集『青いバラ』は、彼女にとっての“乃木坂46だった証”であり、実質の卒業写真集と言っていいだろう。
#阪口珠美1st写真集 #青いバラ
通常版表紙は、透明感あふれるたまちゃん🫧海沿いのヴィラの屋上で撮影しました🏝️
膝をかかえてこちらを見つめるたまちゃん。愛らしい表情から目が離せません🥹🫶
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— 乃木坂46 阪口珠美1st写真集『青いバラ』【公式】6月25日発売 (@tamamibook) May 15, 2024
クラシックバレエの経験から派生し、自身が編み出したエクササイズ「たまトレ」のほかにも、2023年4月からは『ぐるり東京 江戸散歩』(TOKYO MX)の“お散歩娘”こと番組MCとして活躍。アクティブ派で神社仏閣巡りなど、散歩が好きな阪口の趣味が仕事に繋がった好例だ。ほかにも“画伯”と呼ばれる独特な絵のセンス、“公式お兄ちゃん”であるバナナマンの日村勇紀と阪口の父が幼なじみ、先祖が北条時頼であったりと、ユニークな個性と関係性の持ち主でもある。
乃木坂46としては、2019年リリースの23rdシングル『Sing Out!』で初選抜入り。3期生としての強い意味合いを持つ『チャンスは平等』で選抜入りを果たしたまま卒業ということになるが、阪口のこれまでの活動を振り返った時に功績として輝いているのが『アンダーライブ』である。
阪口は、2020年12月に日本武道館で開催された『乃木坂46 アンダーライブ 2020』で初めて座長を担当。アンダー曲「口ほどにもないKISS」でセンターを務めたことからのポジションであり、この頃はコロナ禍に突入してから久々の有観客コンサートであること、そして1期生、2期生が数多く在籍していた、阪口がまだ後輩としての印象が強くあったなかでのアンダーセンターでもあった。そのこと自体が未来に向けた希望であったことはもちろんだが、MCにおいては阪口自身がかなり緊張しながら話していたのを覚えている。阪口は2015年に武道館で観た『アンダーライブ』が人生初の乃木坂46のライブであり、まさに武道館という会場自体が彼女にとって夢のステージであった。
阪口のセンターを後ろから支えたのは樋口日奈。阪口が憧れ、乃木坂46に加入するきっかけとなったメンバーだ。樋口にとっても阪口は自身を慕ってくれる大切な後輩になっていた。卒業前の配信で、“選抜の代打”として活躍しながらアンダーとして苦心する阪口に「昔の自分を見ているよう」だと話していたこともある。
それから歳月が流れ、『アンダーライブ』も1期生、2期生が卒業した3期生、4期生のみでの体制へと移り行き、2023年3月リリースの32ndシングル『人は夢を二度見る』収録の「さざ波は戻らない」からは5期生が合流。阪口はその年の9月に横浜アリーナで開催された『乃木坂46 33rdSG アンダーライブ』が卒業を決心したタイミングだったことを、自身のブログにて明かしている。松尾美佑が座長に立った『33rdSG アンダーライブ』は、『アンダーライブ』史上最大規模と謳われ、メンバー一人ひとりをフィーチャーしたジコチュープロデュースが取り入れられた。阪口は「サヨナラ Stay with me」「深読み」の2曲を披露。特に「深読み」は、アダルトな新たな阪口の表情を見せることに成功していた。