稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾、“元祖バズりキッズ”としてのアドバイスも 40歳差コラボは驚きの連続

 小中学生の頃から芸能活動を続けてきた新しい地図の3人。キャイ〜ン・天野ひろゆきから「最初のバズりキッズアイドル」と言われると、稲垣は「ここまで自分のスタイルはない」「言われたことをやってきた。すごいよね、みんなもうスタイルを確立していて」とまっすぐにリスペクトを送る。

 香取からは「『“学校と仕事を両立しています”って言って』って言われてやってきたけど」と笑いながら吐露しつつも、「実際は、コッチ(仕事)に来て楽しい、なんか(仕事が)嫌だなと思ったら学校に行きたい、学校に行って楽しい、でもなんか学校嫌だなと思ったら仕事に行く――それをずーっと繰り返して、最終的にここにいたいと思った」と幼少期の自身の体験を語る。そして、自分の幼い頃の気持ちを今振り返り、キッズインフルエンサーたちを前に「だから、どっちがいいかな、嫌かな、とかでいいと思う。その先に『これがいいな』と思ったら、そこにその時行けばいい」とアドバイス。キッズのなかには今の活動をどうするか悩んでいたり、ひとつのことを突き詰めたいと願ったり、いろいろな思いがそれぞれにある様子だったが、そんな未来ある子どもたちに対して「これからも楽しんで、いろんなことをやっていってください。見てます!」とあたたかいメッセージが送られた。

 今回のバズりキッズと新しい地図のコラボレーションは、およそ40歳差というジェネレーションギャップよりも、スタイルや文化、個性の違いを尊重し、それをお互いが楽しんだ回だったように思う。

 なにより、子どもたちの可能性が無限に広がっていることをあらためて示唆するような香取の番組最後のメッセージは、幼少期から第一線で強い個性を模索し、才能を伸ばし、そして今なお現役アイドルとして活躍してきた彼だからこそ残せた言葉。メインフィールドや世代は違えど、エンターテインメントを多くの人たちに提供する同志として、出演者全員にとって貴重な交流の場となったのではないだろうか。

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