KinKi Kids 堂本光一、大変革期の立ち居振る舞い 後輩にも見せるエンターテイナーとしての背中

 KinKi Kidsの堂本光一が、3月4日オンエアのラジオ『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)に登場し、事務所との契約状況について語った。

 この日、ラジオではF1レーサーのルイス・ハミルトンが2025年にメルセデスからフェラーリへ移籍することについて話題が上がった。電撃的な発表に、堂本光一も「正直言って僕もびっくりしました」と発言し、「(デビュー時から)メルセデスと共に動いてきた人なんですよね」と、ハミルトンとメルセデスとの関わりの深さを振り返る。そして、「僕の本当に勝手な想像ですよ」と前置きしつつ「ハミルトンは、ミハエル・シューマッハが記録を築いたフェラーリに移籍をして、ミハエル・シューマッハを超える8回目のワールドチャンピオンを取って…っていうふうに、人生のストーリーを作ろうとしてるのかなって」と続けた。

 結果を残してきた馴染みのある場所で今後も変わらずに活躍を続けるかと思いきや、新たな展開を迎える決断に驚かされたハミルトンのニュースは、KinKi Kidsについても近いものがある。この3月末で相方である堂本剛が事務所から独立することが発表されて大きな話題となったばかり。

 もちろん、堂本光一もその周囲のざわめきを敏感に察知しており、「こうやって人の契約のことを言っといて、自分の契約のことを“お前、話さへんのかい!”っていうのも、ちょっとあるような気がしてならないんですけど、いかがなもんでしょうね」と笑いを交えながら切り出した。

 2月22日付けの会員制有料サイトFAMILY CLUB web内のブログにおいても「憶測だけが広がるのもなんなんで自分の口から現状を」と事務所との契約について「協議を重ねているところです」と報告していたが、このラジオの収録日もまだ話し合いを重ねているようだった。「1歩進んだと思ったら2歩下がって、もう1回1歩進んだと思ったらまた2歩下がって……みたいな。“結局ずっと下がっとるやないか!”みたいな(笑)」と妥協のないラインを模索していることが伝わってきた。

 さらに、印象的だったのは「自分のこともそうなんですけど、例えばCDデビューしてない後輩の子たちとか、なにかそういう子たちの道を作るっていうほどでもないですけど、何かこうひとつの形ができればいいのかなっていう思いも強いので、適当にはできないな」と、ジュニアたちの契約状況についても協議を続けていることを窺わせた。

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