BTS JUNG KOOKはアーティストとコラボする度に成長する アッシャーから学び昇華した表現
振り返れば、これまでも多くの大物アーティストとコラボしてきたJUNG KOOK。その度に、各アーティストから刺激を受け、そして楽曲の世界観に伴った表現を披露してきてくれた。
例えばチャーリー・プースとの「Left and Right」では、キュートなパフォーマンスの中に、セクシーさも感じさせる美しい歌声の掛け合いで楽しませてくれた。一方で、ザ・キッド・ラロイ、セントラル・シーとの「TOO MUCH」では、「もううんざり?」と会話で尋ねるような気だるさを漂わせながら、ため息混じりの歌声さえ耳に心地よさを覚えた。
理論的なメソッドを追うのではなく、彼自身が各アーティストとの触れ合いを通じて感覚的に掴んだものをそのまま表現していく。だからこそ、私たちにも直感的にその表現が流れ込んでくる。そんな体験がJUNG KOOKのコラボ作品にはあるように思えるのだ。
彼自身が感じ取ったこと、学んだこと、抱いた感情……それが私たちの感情を大きく揺さぶる作品になっていく。そう考えるとステージからしばらく遠のくことになったこの期間さえも、JUNG KOOKという表現者の何かしらの糧になっているのではないかと思えてくる。
今回のビハインド動画の「戻ってきたら、また応援したいと思ってもらえるように頑張ります。みなさんもそれぞれの生活をしっかり送ってください。僕がまたスッと会いに来ますので」というエンディングコメントにも、JUNG KOOKの負けず嫌いな挑戦心を感じずにはいられなかった。そして同時に、彼ならばその期待を大いに超えた姿を見せてくれるはずだという期待も膨らむ。
2025年と言われているBTSの活動再開がますます待ち遠しくてしかたない。
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