JO1・INI・DXTEEN、LAPONEのグループ超えた交流 28人の個性が織りなす化学反応

 最後は、DXTEENの寺尾香信。デビューして8カ月のDXTEENからは、トップバッターでの登場だった。多くの先輩を前に発言するのは、緊張するだろうと誰もが思う場面。まさかの後ろ向きで話し出すボケから宣言がスタートした。寺尾にとって憧れの先輩である川西に「いいよ〜! 俺好きよ」との言葉をかけられ、嬉しさを隠しきれない笑顔が印象的だった。一方で発言の内容は、「2024年はTikTokのカメラワークを上手くなりたい」という真面目なもの。努力家である、寺尾らしい宣言だ。白岩瑠姫(JO1)からの「DXTEEN6人連れてご飯でも行きましょう」との誘いには、「ありがとうございます!」と大きな声で感謝を伝えていた。DXTEEN公式YouTubeチャンネルの「WE ARE DXTEEN! #22 YouTube オブ ザ イヤー」では、“ミラクルオブザイヤー”を受賞した寺尾。経験を積んでいくなかで、どのような個性が出てくるのか非常に楽しみだ。

'LOVE ALL STAR' (Theme of "LAPOSTA")- RECORDING FILM

 2019年の設立から、6年目を迎えるLAPONEエンタテインメント。2024年も、勢いは止まらない。JO1は、テレビアニメ『七つの大罪  黙示録の四騎士』(TBS系)のオープニングテーマ「Your Key」を1月8日に配信開始。さらに24日には、2nd写真集『Unbound』(‎ 小学館)を刊行する。INIは、2月14日に2ndアルバム『MATCH UP』を発売。24日・25日には、グループ初となる単独ドーム公演『INI 2ND ARENA LIVE TOUR READY TO POP! IN KYOCERA DOME OSAKA』を控える。DXTEENは、1月31日に3rdシングル『Snowin'』を発売。2月3日には、『oomiya presents TGC 和歌山 2024』への出演が決定しており、それぞれ順調な滑り出しを見せている。

 グループの垣根を越えた交流は、JO1、INI、DXTEENが総出演する『LAPOSTA 2024』のステージ上で活かされるに違いない。それぞれの個性を爆発させ、新たな魅力をJAMINICO(JO1、INI、DXTEENのファンネームを合わせた総称)に見せつけてほしい。28人の化学反応が、今からとても楽しみだ。

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