Kis-My-Ft2、WEST.、King & Prince……年越し生配信から見えたグループの個性
東京スカイツリーから行われたSixTONESのYouTube配信は同時視聴者数27万人超を記録。コーナーなどは設けずに6人が自由に話す中で、当日に公開された「Only Holy」のMVについて視聴者にコメントを求め、1月10日発売のニューアルバム『THE VIBES』の内容にも触れた。一年ごとのリーダー交代制を採っているSixTONESにとってじゃんけんでのリーダー決めも年始の恒例行事だ。過去最長のあいこを繰り返した白熱のじゃんけんを制したのはジェシー。用意周到なスタッフにより生配信にも関わらず「リーダー決定」のテロップも出現し、大いに盛り上がった。
ライブパートと年越しをともにするトークパートに分けて配信を行ったSnow Man。同時視聴者数は驚異の133万人超に達し、日本記録を更新した。事前にセットリストを公開していたライブパートは無料配信とは思えないほどの演出の豪華さで、圧倒的なパフォーマンスを披露。昨年開催されたドームツアー『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』でも好評だった「Gotcha!」「Bass Bon」をはじめとするユニット曲を、メンバーをシャッフルした形で披露するなど特別なライブでファンを楽しませた。休憩を挟んだ後のトークパートでも、年越し後に新年初パフォーマンスとしてデビュー曲の「D.D.」と優しく温かいバラードソング「あいことば」をパフォーマンスして盛りだくさんの配信を締めくくった。
YouTube以外のプラットフォームで配信したグループも多かった。例えば、InstagramとTikTokにて同時生配信を行ったTravis Japan。二人羽織で年越し蕎麦を食べたり、マネージャーが答えたアンケートから今年のエピソードを振り返ったりと賑やかな配信となった。途中、前述したKis-My-Ft2の企画で藤ヶ谷太輔から七五三掛龍也の携帯に電話が掛けられ、生電話の様子がこちらの配信でも見られた。ジュニア時代にKis-My-Ft2のツアーに帯同していた経験もあるTravis Japan。宮近海斗が二階堂高嗣に「お年玉は振込で大丈夫です!」とジョークを言うなど2グループの仲の良い様子が伝わる微笑ましい時間となった。 ほかにも、ファンクラブ会員向けサイトで配信を行ったなにわ男子、グループではなく個人でインスタライブを配信した堂本光一(KinKi Kids)、上田竜也(KAT-TUN)などがおり、いくつ目があっても足りないという状況だった。
各配信を見ると、カウントダウンコンサートや番組出演がないながらもそれぞれのグループがそれぞれの方法で視聴者を楽しませていたことが分かる。SNSではファンがテレビやスマートフォン、パソコンなど複数の端末を駆使して配信を同時視聴する投稿も多く見られ、忙しないながらも楽しい大晦日になったのではないだろうか。例年とは違う年越しではあったが各グループの特色がより濃く見えた年末となった。
Snow Man、2023年は「激動の1年となりました」 大晦日生配信の写真と共に2024年への意気込み語る
Snow Manの公式Instagram、通称“すのぐらむ“が2024年に初めて更新された。 「2023年はSnow Man…
ラウール&佐久間大介、岩本照&阿部亮平&目黒蓮……Snow Man、年越し生配信ユニット企画で見せた多面性
2024年年明け早々、Snow Manが新記録を樹立した。2023年12月31日から2024年1月1日にかけてYouTubeにて…