数原龍友、初のBillboard Live公演で届けた温かな歌声 31歳の誕生日を祝うサプライズも
会場に響く鳴りやまない拍手とアンコールの声に応え、ステージに再登場した数原。第一声に「なんですか?」ととぼけた様子を見せると、会場から笑い声が上がり、「改めまして、アンコールありがとうございます」と感謝の気持ちを述べた。そして、「ビルボードライブさんに嫌われてしまうかも、というくらい口を出しました」と、自身がデザインなどにこだわって制作したというコースターをファンにアピール。
アンコールステージの1曲目は、EXILEの名曲「ただ…逢いたくて」を歌唱した。数原は冬になるとこの楽曲を絶対に聴くといい、「これからもEXILEの名曲や歴史ある楽曲を歌い継いでいければと思います」とコメントして、そのままファンからの質問に答えるQ&Aコーナーへ。
このコーナーでは、会場に入る際にファンが書いた質問用紙を数原がランダムに選び、その質問を書いたファンの顔を一人ひとり確かめながら回答した。しかし、実際に質問に答える前に、数原の妹からまさかの「お年玉はいくらくれる予定ですか?」という質問用紙も入っていたこと明かし、「馬鹿か!(笑)」「(妹の質問用紙は)抜いておきました」と、妹との仲の良さも感じられるトークを繰り広げて会場を沸かせた。
そして、ファンから新曲「Better With You」を歌う際の気持ちについて尋ねられると、数原は「普段応援してくれている(ファンの)愛情を、どうお返ししていこうかなと考えて、ああいう曲ができ上がりました」と、ファンへの気持ちをたっぷりと込めて歌っていることをコメントした。
また、今後作ってみたい楽曲については「いっぱいありますよ」と回答。アウトドアに合う楽曲も制作したいと意欲を見せ、上條に「年が明けたら制作しましょう」と宣言した。最後に今回の公演のセットリストをどう決めたのかについて質問があると、数原は「曲をね、こうやって円に並べて、上から鉛筆を落として選んで」と冗談を飛ばす。しかし実際は、今年行ったストリートライブやライブハウス公演の曲目をベースにセットリストを考え抜いて決めたと明かし、「集大成な感じで見せられたらいいなと思って」「ちゃんと考えて選びました」と強調した。
アンコールもいよいよ終わりに近づいた中、サプライズゲストとして、ブルーの落ち着いた雰囲気のドレスに身を包んだ鷲尾伶菜が登場。2021年に鷲尾がBillboard Liveでコンサートを行った際、数原をゲストとして呼んだことがきっかけで今回のゲスト出演が実現したといい、数原は「お互いライブ納めだよね」「ライブは今日が今年最後になるので。いい締めくくりになるといいなと思います」とコメントして、コラボカバー曲「So Special」を披露。2人の美しいハーモニーで客席を魅了した。
ここで、この日31歳の誕生日を迎えた数原を祝うサプライズが。鷲尾とコーラスチームがバースデーソングを歌うと、Billboard Live特製の“肉ケーキ”が登場した。数原が少し照れくさそうにしながらも感謝の気持ちを述べると、「どのタイミングで来るんだって(思ってた)」と実は誕生日のサプライズを期待していたと告白。その言葉に鷲尾がすかさず「期待してたんかい!(笑)」と突っ込みつつ、用意していたプレゼントを数原に渡して、彼の誕生日を改めて祝福した。
数原は31歳を迎えたことについて、「自分らしく音楽を届けられるように、イケオジを目指して頑張ります」と抱負を述べ、最後に自身が作詞を手がけた 「Winter Wish」をしっとりと歌い上げて Billboard Live での贅沢な夜は幕を閉じた。
2012年11月にGENERATIONSのメンバーとしてメジャーデビューを果たしてから、約11年にわたってグループのボーカルを務めてきた数原。その長いキャリアの中で培われた歌唱力や表現力をもとに、ソロシンガー 数原龍友として作り上げたビルボードライブ大阪でのステージは、GENERATIONSの時とはまた違う高揚感に包まれ、「また観たい」と思わず唸ってしまうほど魅力的な時間だった。
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