leift、コラボEPより「Daze (Outro)」リリース 東京への別れがテーマに
leiftが2024年2月にリリースするコラボレーションEP『Citrus』より、収録曲「Daze (Outro)」が配信リリースされた。
「Daze (Outro)」は、『Citrus』のラストを飾る1曲として収録予定の楽曲。東京から神奈川県茅ヶ崎市へと制作拠点を遷したleift自身が、東京最後の日々を思い制作されている。次のステージに向かうことは間違いなく自分にとって建設的だが、寂しさは否定せずきちんと浸る。旅立ちがテーマゆえに、コラボEPのラストはあえて“旅立ちは1人=ソロ楽曲”で締め括られる。楽曲のラストには、2024年秋リリース予定のleiftの2ndアルバムに繋がるヒントも含まれているという。
サウンドは高速で移動する電車や車を彷彿とさせる浮遊感あるエレクトロサウンドとなっており、繰り返される哀愁漂うシンセサイザーのプラックに、重低音の実機TR-808キックとアナログシンセサイザーのベース、フックにはファジーなコードを奏でるエレクトリックピアノが重なり、ドリーミーな雰囲気に拍車をかけている。
アートワークにはleift自身がたくさんの音楽を作ってきた旧自宅最後の日の写真が使われており、マスタリングは引き続きイギリス Metropolis StudiosのStuart Hawkesが担当した。
leift コメント
沢山の楽曲を、何よりleiftというプロジェクトを産み出した、都心の自宅兼スタジオを離れることにしました。引っ越しを決めたのは紛れもなく自分自身で、前進するために東京を離れる決意もしました。でも心はなんだか、泣き崩れるほど切なく後ろ髪を引かれる。東京は僕にとって自分を生かしてくれた空気そのもので、作ってきたこれまでの楽曲全てにその香りが宿っていました。沢山の夢を見て、沢山叶えながら大人になった街。自分の半生で、最も長く住んだ街。まるで「家族」のような存在になった東京への想いを歌にしました。沢山の音と思い出を紡いだ部屋をアートワークに残せて、気持ちが報われました。
そして、単に感謝と別れの切なさで楽曲を終わらせたくなかった。だから、今僕が見ている「次」の冒頭を、楽曲の終わりに添えました。こちらも含め1曲として、年の瀬から新年を迎えるこの時期に。何かを終え、次を迎えるその時に。聴いてください。
■リリース情報
「Daze (Outro)」
2023年12月20日(水)配信リリース
配信リンク: https://orcd.co/leift_daze
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