HiHi Jetsが持つチームの結束力 富士登山挑戦で改めて感じる壁を乗り越えるパワー
そもそも彼らはなぜ富士登山に挑戦することになったのか。事の発端は2020年1月19日配信の「HiHi Jets【5人です】お久しぶりです!!!!!」でのこと。久しぶりにメンバー5人が揃い、やりたいこと・やりたくないことを発表する企画会議だったはずが、動画の最後には思いもよらぬ展開が待っていた。メンバーが挙げたやりたいこと、やりたくないことを書いた紙を箱に入れ、くじ引きを行った結果、まさかの富士登山が決定したのだ。この企画会議から3年超、YouTubeならではの規模感で、HiHi Jetsの富士登山を捉えた。
発端となった動画を改めて見てみると、たった3年ほどではあるものの、メンバーそれぞれが大人っぽく、キリっとした印象を受ける。最近のHiHi Jetsはドラマに映画、バラエティとソロとしての活躍も目を見張るものがある。グループとしても新曲が随分と増え、今年開催した単独コンサートツアー『HiHi Jets Arena Tour 2023 BOOOOOST!!』は、疾走感あるステージがさらにパワーアップ。見ごたえ満点、圧倒するステージでオーディエンスを沸かせた。人気の高まりや、現在の仕事ぶりから想像するに、ベストなタイミングでの登山への挑戦だったのではないだろうか。
全9回と大ボリュームではあるが、グループのファンだけでなく富士登山を目指す人にも勧めたい実用性がありつつ、その一方で、メンバーの個性とグループの雰囲気も見えてきた。今回、カメラを持参した作間。休憩中や早朝の御来光など、様々な場面でカメラを構えていた。作間にしか撮れないメンバーの表情があるかと思うと、いつか写真集などでお披露目を! とリクエストしたい。ラストで語られた三者三様の感想も、また彼ららしい。2020年の企画会議を踏まえると、富士登山に対して最も感情のふり幅が大きかったのは猪狩だろう。何かを強いるようなことはせず、個性や個人の方針を尊重し、一方でグループとしての笑いに溢れたあたたかさや結束力もある。富士登山を通して、目の前のことに一生懸命になる5人の姿、そして上手にバランスをとっているHiHi Jetsというグループの雰囲気を感じた。最高峰に挑んだように、HiHi JetsがOne Teamで挑む、スターへのプロセスも楽しみだ。
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